「別れ 夏」を含む小説

『ごめん、別れてほしい』 大学生の女の子が、彼氏にフラれる話です。 第一回さいかわ葉月賞応募作品。 https://kakuyomu.jp/user_events/168180…

今年の夏はいつもと違った…どこにでもある、ありふれた誰にでも起こりえる夏

夏を嫌うマサルにとって、唯一とも言える夏の想い出。いや、ある種の呪縛かもしれない。 突然思いだした、あの夏の日。もう二度と戻らない日の事。

祈りの冬・別れの春を経て、私は「夏」を閉じ込める。 12/2023 - 08/2024

　卓海(たくみ)はお盆の墓参りの帰りに、学生時代から秘かに想いを寄せていた元バイト先の先輩・芙蓉(ふよう)と偶然再会する。 　彼女と別れた後、一人の男性がこちらを見ていることに気…

「夏になったら、海に行こう」 今日は、その約束を果たす日。 季節は冬だけど、仕方ない。 今日は、二人で楽しもう。 彼女に恋をした。 この恋は叶わないと言われたけれど、自分たち…

親友が中学２年生の夏に自殺をした。 それはあまりにも突然で別れも言えなかった。 私はそれから友達とか仲間とかいらないって思って生きてた。 高校２年生の始まりを告げる転校生と出会…

「第１回夏の読書祭by二階の守人」企画対象小説です！　MF文庫第20回応募作。 とある町に住む少女。神下こはるは、二つの顔を持つ。日が出ている時間帯はただの女子高生。しかし、夜の…

京都の夏の終わりは、祇園祭の賑わいが静けさに変わる時だ。この街に生まれ育つ人々は、愛する者の魂を慰めるためにお盆の準備を始める。主人公の美咲と娘の由香は、失われた祐介への愛と記憶…

僕、川辺俊介は中学の陸上部のエースだ。 春から校舎の中にいる国語科の仁藤先生に心を奪われてから、ずっと追っている。クールな先生を見ていたはずなのに夏になってから、中庭で中旬に果物…

別れた……というほどのこともなかったのに。 犬好き女性と年下君のお話です。 (チラ裏短編ではないだろうか……と思っております) 2024/07/26　犀川よう様自主企画、さいかわ…

昔コンテスト用にかいていたものが、見つかったので出します。

＿＿あの夏の日、私たちは確かにそこにいた。バックパッカーで世界中を旅する蘭は、旅先で高校の同級生だった森下仁からの手紙を受け取る。そこには、仁が病気で余命幾ばくもないことが書かれ…

女子高生の東雲奈月は、駅のホームにあるベンチで本を読む。 ある日、いつものように本を読んで待っていると、手に持っていたしおりを落としてしまう。 そのしおりは後ろに座っていた人の…

「ぼくを生み出した主を探して欲しいんだ」 絵本作家を目指す大学生、ユズハの前に現れたのは、小さな付喪神の少年と大きな化けガラス。少年の主を探そうと町中を奔走するユズハ達の前に、…

　鬱陶しい梅雨。迎えた夏至。 　夏至が過ぎて夏が来てしまえば―君は遠い宇宙へと旅立ってしまう。 　 　上層民の君と下層民の僕。いずれ別れる運命にある者たち。 　そんな二人の梅雨の…

夏の不思議な出会いと別れで20首。 第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト参加作品です。

この春「お題」と「800文字以上」という条件で、小説を幾つか執筆することができました。これに味を占めて、コンテストのキーワードを借りてお題と見なせば、書くことができるのではないか…

ライブイベントの打ち上げの席で、ガールズバンド「モーメント」のドラム担当の睡蓮は、ギターボーカルの紗夏とキーボードの春風が付き合っていることを明かす。バンド内の恋愛関係が演奏に影…

(3000字の短編) 大学１年の僕と同い年のノアちゃん。彼女が長期入院の前日に。僕の大学の街に特急電車で会いに来てくれた。両親の了解をえて一人で遠出してくれた。麦わら帽子に淡い水…