暑い夏の事にございました。
お墓参りにやってきた、一組の家族。その中に主人公はおりました。
墓跡を水で洗い、供物を供えますすると……
偶然、主人公のアルバイト先の知り合いの女性と出会うのでした。
彼女も、ここに墓参りにやってきたみたいにございます。
主人公は、この女性のことが気になっておりました。
三日経った後にございます。
主人公は、またこの女性と再会します。なんでもまた、三日前のお墓に行くみたいですので、送っていくことに。
主人公はそこで……彼女の亡くなった恋人のことを知る事になり、
そして……見てしまうのでした。
生きるもの。残されたもの。再会を待つもの。諦められないもの。
さまざまな感情を抱えて人々は生きております。
彼女の咥えているタバコの銘柄は、ショートホープ。
なんとも切実な名でございましょう。
一夏の、不思議な体験談。
ぜひ、ご一読を。