「傍観者」を含む小説

ネレグは傍観の神である。 何かしらの要因で明日が無い人々の前に現れては、対象に残された時間が今日しか無い事実を突きつけ、その動向を観察する。 もし自分に明日が無いと悟った時、あな…

　面倒ごとが嫌いなぼくはいつも傍観者だ。

偶然の出会いだった。 でも、それは必然になる予定だったから良いのだろうか。 その罪に向き合うのは本人だけではないのだ。 だから私は、その覚悟を決めた。 誰に何と言われようと…

傍観者が巻き込まれた学園断罪劇

　片眼鏡を掛けた不思議な御人、「ニシキさん」。気ままに人の世を楽しみ、気ままに誰かと交流する隠栖者の、一夏の交遊録。 　現の世界と異なる世界とを逍遥し、時に同伴させてくれる同行…

傍観者が傍観を止め…小さな一歩を世界に刻む物語。 壮大なタイトル詐欺と内心の葛藤を描く赤裸々な独り言。 全俺が泣いた。 『酔った勢いって怖いデスよね？勢いで公開した、今は後悔…

ある所に、全てを観測する者、傍観者というモノが存在しました。 分かりやすい全能で、分かりやすい上位存在、けれどその傍観者たちを認識できるものはいません。 故に傍観者という名の観測…

「分かりました。私、ここを出て行きます」 坂口まひろは自分は信じる相手を間違えたのだと悟ったからそう言った。 さあ、これからどうしよう。そう思った時、彼女に声をかけたのは一匹の犬…

鹿島雲は、はっきり言って性格が悪い。 彼の趣味はずばり、他人の恋愛模様に首を突っ込んでは揶揄ったり反応を楽しんだりと、実に悪魔的である。 そんな雲が高校に入学して目をつけたのは…

登下校の道の分岐にある【関係者以外立入禁止】の看板。 日々の退屈を憂う少年は、好奇心からその看板の先へと足を踏み入れてしまう。 しかし、その道の先に待ち受けていたのは、思いもよら…

　軽口、甘口、笑い口、戯れ事、戯言、厄介ごとまでなんでも進むテラーストーリー。会話六割で無駄から有意義へと運ぶ青春談笑にしばしばの付き合いを！ 　私立蒼馬森高等学校には、ラブコメ…

　これは『田中』さんを主人公に書き綴った短篇ミステリー集です。（＊それぞれの作品は既に発表済みです）　　 　様々な『田中』さんが事件に巻き込まれ、それは時に犯罪者に、また事件の傍…

あらすじなどない。 深い哀しみに弄ばれる 罪深き、ひとりの男の物語。

シロと名乗る白猫に招かれ、クロと名付けられた男は、命の流れを正すために世界を旅することになる。世界とはズレた傍観者として。

おっさん受けが好きな成人腐女子が異世界に転生した！張り切って傍観しようとしたけれどなんやかや巻き込まれてしまい事件を解決！おネエに片足突っ込んだおっさん冒険者はいったいいつになっ…

強くなるため、特訓を始めた菅蔵がやって来たのは……？ 怠惰の元ネタはこちら 野々ちえ さん　『怠惰な店の傍観者』 https://kakuyomu.jp/works/16817…

目覚めたら綺麗な女性が見つめていた。 白い空間に白い衣装を着た女性。 重たい体をベッドに横たえていた私は、彼女を医者だと思った。 会話するうち医者ではなく女神様で。 女神様…

㊗️『カクヨムコン７』特別賞受賞作。２０２３年３月１日に、ついに書籍が発売しました！ 　【注意】 　Web版は受賞当時の状態です。 　書籍版とは異なり主人公の恋愛描写が少なめです…

俺の友人Ａには好きな女がいる。 その想い人Ｂ子はＡのストーカーじみたクソデカ感情に怯えている。 一方の俺は友人として同級生としてアドバイスをかけてやっている。 今日も気持ち悪…

※更新一時中断 　記憶を失い、見知らぬ世界に飛ばされた少女。しかし少女は世界のあらゆるものに触れられなかった。 　傍観者となった少女は記録する。最高位の魔術師"四魔神"、原…