「スプーン」を含む小説

実話に基づく不思議な話。 小学校低学年のころ、リカちゃん人形でよく遊んでいた。その頃は特に不思議がってなかったけど、よくよく考えたらホラーだったな、っていう体験談、他いくつかの不…

月の民の少女ルルカ。 親友の灰色砂漠耳長月兎のミケロの病気を治すため、月の浮舟で目指すのは青い水の星。

お婆さんは、助言してくれる。 山姥(やまんば)と読みます。今日初めて知りました。

ある昼下がり、喫茶店に入った東條の目の前に見知らぬ男が座ってきた。彼は死が近い人間の元に姿を現す、死神であった。

硬質ステンレススプーン・コブラはスプーン曲げの異能を持つちいさな弟と対決し、思わぬ旅路に放り出される。コブラの内的変遷の旅。イグBFC2参加作。

信哉の訃報と残された不可解なメモ これらが示す意味とは、

軍曹と曹長はおやつの時間が大好きです。 おやつはテントで隊長からもらえます。 隊長はスプーンで、一人一人の口におやつを入れるのです。

ある日、一歳の恭一が二日間入院することになった。 三歳の真冬はいつも一緒の恭一がいない一日を過ごすことになるのだが……。 どこにでもあるかもしれない日常のお話。 この小…

これは２回戦(続編)である。 私立剣ヶ峰学園高等部にあるクイズ部には「野球拳式クイズ対決」というものが存在している。 それは、クイズに正解して一定条件を満たすと「相手を脱衣させ…

　今、俺の目の前にいるのは名胡桃志子。 　目がくりくりで、ショートボブ。元同級生にして現社長・俺の雇い主。 　志子は中学に入って直ぐクラスのみんなからいじめられていた。 　俺は志…

ここは天の川、夜の闇が流れ星々が歌う。ある日を境に星々の歌が絶え、天の川に光が消えた。

大正の世を生きる双子の兄弟、首堂羽々斬と首堂布都。彼等は血腥い事件を引き寄せ、そして引き起こす。柔和に微笑む彼等の先にあるのは果たして───

蝶よ花よと箱入りに育てられてきたお嬢様。 彼女は一本のスプーンを手に自らを縛る箱より脱走を試みる。 自由を求めて家を飛び出した彼女が深夜の公園で一人のおじさまと出会った。

　大学生の具鞠の元には、近所に住んでいる小学五年生女子児童・匙がよく遊びに来る。匙の両親は仕事で忙しく、ひとりで退屈な時、彼女は必ず具鞠の家のインターホンを鳴らすのだ。何回も、何…

詩とか都々逸とか俳句とかの詰め。

　ライルは錬金術師の中でも、基礎の基礎である【置換】しか使えない落ちこぼれだった。周囲はすでに鉄から金を錬成しているのに、彼はフォークを溶かしてスプーンにする程度。 　ついには学…

カクヨムにおける新規小説の生成。 それは世界をひとつ構築するのと同義である。 これはひとりの男が小説を書くまでの叙情詩（ものがたり）である……。 ↓前回の投稿↓ 『ただいま…

夢色の小さなスプーンで、お召し上がりください。お好きな歌が見つかりますように。

こどもの頃に読んだ本。 「小さなスプーンおばさん」アルフ・プリョイセン作。 突然、ティースプーンくらいに小さくなってしまうおばさん。 けれど、ちっとも動じない。周囲の動物たち…

無職童貞、超能力でスプーンを少し曲げられる程度の男が、突然の転移で異世界へ飛ばされ、四苦八苦している内に魔王指定されてしまうお話。