【置換】しか使えない落第錬金術師でしたが、それを極めたら最強になれました。～だから冒険者として、自重せずに無双したいと思います！～

　ライルは錬金術師の中でも、基礎の基礎である【置換】しか使えない落ちこぼれだった。周囲はすでに鉄から金を錬成しているのに、彼はフォークを溶かしてスプーンにする程度。
　ついには学長から愛想を尽かされ、追放処分となる。
　途方に暮れるライルだったが、自分にできることは基礎を極めること。研究以外にやることがなかった彼は、ひたすらに【置換】を突き詰めていった。

　するとある日、ライルは死者の魂を人形へ【置換】することに成功する。それを境にして、彼は周囲の評価を覆していくことになるのだった。

　一方その頃ライルを追放した者たちは、基礎をないがしろにしたことで、窮地に立たされる。

※小説家になろう様にも投稿予定。
追記：なろうさんで2020年9月27日18時より、少し先行して投稿します<(_ _)>