「カクヨム甲子園」を含む小説

　膨大な魔力を持ちながら、常識外れな行動ばかりで教会から破門された元聖女レフィア。 　彼女のことが好きな公爵子息アルベルトの提案で、森に引きこもって魔道具作りに勤しんでいる。得意…

とある辺境の地で行われる、行方不明だった加賀美博士の研究発表会。そこで発表される内容は不明だが、人類の夢が叶う研究の発表だという。そんな話を聞きつけた僕は、すぐさま情報を集め、辺…

この世界は、人類と魔物が生活しているが、勇者がついに魔王討伐へと旅立った。魔王という、最後の関門。しかし、そこにいたのは期待外れの魔王だった。

僕は蝉だ。名前はおそらくクマゼミだろう。子供たちがそう呼んで僕を指さしていたからだ。僕にはあるルーティンがある。それは公園の中にある大きな木に留まり鳴くこと。 数…

新中学生の主人のもとに配属された私。楽しかった、主人との日々。少し変わった視点からの物語。

生まれつき不幸体質な高校生。最近では、不幸がいじめへと発展してきてしまった。そんな彼は突然誘拐されてしまった。そこで彼が思ったこととは、、、

カタチの違う孤独を抱えた少年と人外の夢幻の時間

高校生になった私の夏の物語

私は彼のことが好きだし、彼も私のことが好きだと私は祈っている。 でもこの恋は実ってはいけないものなのかもしれない。 もしも私が彼にとって一番だとしたら、その時彼はきっと。

盲目の詩人が贈る、或る麦秋のリトリート。

身を焦がす火花がこの世で最も美しいものだと信じていた。 熱であちこちが歪み揺らめいているいつもの帰り道、閃く光が失われるその瞬間は、ゆるりと水平線に身を沈める真っ赤な火の玉によく…

大学入学を控えた夏凪は難治性の脳腫瘍にかかってしまう。夏凪の彼氏、蓮斗は夢を叶えるためにアメリカに留学しており、彼は夏凪の病のことを知らされていなかった。蓮斗が帰ってくる前に、余…

想いと願望を天秤にかけた時あなたはどちらを取りますか。

【カクヨム甲子園・ショート部門応募作】 おれもいつか同じように、あなたを忘れてしまうのだろうか。 テーマは「vacancy」です。

俺のクラスには、”発明家”がいた。 いつも奇抜な発想を出し、面白いものを作ってくる少女――人呼んで「発明家ちゃん」は、クラスの皆から親しまれていた。 ある日俺は学校の屋上で、…

起承転結の起しか書けてないンゴね～

ある少女と私をめぐる物語。 カクヨム甲子園ショート部門エントリー作品

文化祭前、幽霊部員になったはずの文芸部から連絡が来て、小説を書けと言われた主人公。部室内を探索しているうちに、彼は一人の本物の幽霊と出会う。