「ごめん 短編」を含む小説

俺ことテリー・ダマスカスは一仕事を終えたあとに、今まで一緒に闘ってきた幼馴染であり仲間であり恋人であったアリスにこう言った。 「アリス、悪いが今日で君はこのパーティーから抜けて…

　月明かりの下、空腹な獣は、一人涙を流し、助けを求める。 　婚約者は、愛した人を救うために涙を流し、剣を振るう。 　「ごめんね。」 　その言葉に秘められた意味を知る物語 　※こ…

「トリックオアトリート！」 そう言われても、お菓子はもう残っていない。 ごめんねと謝る主人公に、黒猫の仮装をした子どもが言った。 「トリックオアトリート！お菓子をくれなきゃいたず…

人を救うために人を滅ぼした死霊術師の少女と、生き残ってしまった少年。滅んだ世界で生き続ける二人の愛憎と執着。 小説家になろう様にも掲載

2023年の学校の文化祭の文芸部のために書いた短編小説です(文化祭では縦書きです)。 実は私、吹奏楽部と兼部しています。 ということでここに、文化祭の吹奏楽部発表のセトリを記し…

ちょっぴりダークで愛に溺れるような短編たち。どっぷりと深い闇に浸かりたい日におすすめなお話たちです。 ※昔に書いた短編たちを、ストーリーを明快にしてリメイクしたものを含め、短編…

「おい、オッサン、金を出せ。この金属バットでぶん殴られたくなければな」 「ごめん、カードしか持ってないんだけど……どうする？」

上原メイサは”ギャル”として楽しく高校生活を送っているものの、 恋愛感情を持って人を好きになったことがない。 「好き」を知らないメイサがいま、気になって仕方がないのは、 地味で…

「なあ、マー君」 「ん？」 「ずっと見てくるよね、あのおじさん」 「えっ、ごめん目悪くて何も」 「そか、気味悪いからもう行こ！」 「うん」 「…なあ、マー君」 「んっー？」…

僕にはある秘密があった。それはほんの少しだけ未来を先読みする力があることだった。そんな僕には仕える主がいた。彼はどうしようもないクズ男だったので、特殊能力を駆使していつも陰ながら…

「ごめん、お待たせ」「んや、私も今来たとこ。」「ま？助かるー。」互いに10分遅れの待ち合わせ、そこから展開されていく世界の観測者にあなたもなりませんか？

【G’sこえけん】入院中で体の動かないあなたは、王子様みたいな話し方の『自称』妹さんにめちゃくちゃ面倒みられ可愛がられてしまう。 でもその『自称』妹さん、ただの兄妹とは思えないぐ…

言葉はいつも足りなかった。 言葉はいつも多かった。 誰か教えてください。 この世に正解がたくさん有るのだというなら、たった一つの正解を。 言葉はいつも無力だった。

今、どうでもよく理不尽な虎のデスゲームが始まる―― ※「第二回　AI短編小説コンテスト！！」応募用の作品になります……が、するする書かせてたら字数が全然制御できなくて制限の一万…

どこまでも自分勝手な主人公のはなし

私、佐伯千鶴。地元の中学校に進学するはずが、なぜか私学の中学校で、美男美女があふれている血盟学園に入学させられちゃった！ でもなんだかこの学校、ちょっとオカシイ！？ 昼間は学校も…

お母さんの再婚で『お兄ちゃん』ができた小鳥遊 梓（たかなし あずさ）は中学2年生。 3歳上のとっても優しいお兄ちゃん・渉（わたる）は学園の王子様。 お兄ちゃんのことが大好きだけど…

みち花に初めてできた、男子の友達、雪村くん。 彼は綺麗な顔立ちの、やんちゃな男子で、いつも誰かと楽しそうに笑っている。 そんな人だから私とも仲良くなってくれたんだ。 そう思ってい…

「※ネタバレ注意」 短編児童小説コンテスト向けの作品となりますので、あらすじに全話ネタバレがあります。 「キャラクター設定」 【主人公、春野モモ】 もうすぐ１２歳の小学六年…