「うたかたの……」を含む小説

掲載中の『うたかた俳句』からの抜粋＋αです。 休筆状態だったので新しいものが少ないですが、嬉しいコンテストなので参加します。 無理のないペースでぼちぼち復帰したい。

夏の始まりから終わりまでを歌にしました。何かが少しでも心に残ってもらえれば幸いです。

高三の夏休み。とある女子高生の深冬（みふゆ）は、生徒会室に居た。 大好きな友人である陽葵（ひまり）が、夏季講習を抜け出して、おしゃべりに来るのだ。 そんな日常を楽しんでいたが、な…

＜あらすじ＞ 名古屋で育った高校生の藤井舞美が親元を離れた暮らしに憧れ、東京で大学生活をスタートした。赤ん坊の舞美を知っている高校の先輩でワケアリの青木助教授、谷川医師、家来の…

真奈子は、歌う。 ステージで歌いながら、あの人を探す。 月光 星降る うたかたの夢 夕陽 揺ら風 海を凪ぐ 届け 届け あの人へ 届け 届け 氷の刃 真奈子『マ猫…

エリート官僚の太田豊太郎は、留学先で孤独に苦しむ中、美貌の舞姫エリスと恋に落ちた。世紀末のベルリンを舞台に繰り広げられる激しくも悲しい青春を描いた代表作。角川文庫『舞姫・うたかた…

どうかせめて、幸せな最期であったことを願うばかりだ。 お題企画「300文字の死」投稿作品です。

ごく普通の日常の中で、ふっと書きたくなった事を備忘録的に書いています。 日記以上、エッセイ未満。 更新は不定期です。

【くろひつじプロダクション】 ウィクリーテキスト 身請けの決まった紗雪太夫。 最後の夜を大切な間夫と過ごします。

まだ世界の領域が曖昧だったその時代を旅する、神官と傭兵、吟遊詩人の３人。 それぞれに事情を抱えながら、それぞれの想いを抱えながら過ごす旅路。 ３人の微妙な関係も旅を進めるにつれて…

88歳になった竜真は息子一家に祝ってもらう。 しかし、その時竜真は思い出してしまった。息子一家はがここにいるのはおかしなことを……。 怪奇から始まったお話は不思議な顛末をたどり…

唯は残業終わりの息抜きにbarへ。 一杯だけ飲んで帰ろう…そんな木曜の夜。 (このお話の続きを読みたいという方がもしいらしたら、2章も書きますね。)

『うたかた』とは水面に浮かぶ泡のことで、 はかなく消えやすいもののたとえです。はかなく消えるものに美を見いだし、「もののあわれ」を良しとする日本人特有の言葉です。川の流れに浮かぶ…

大学の授業で俳句にハマったので、作ってみました。 俳句てふてふというアプリに投稿したものも含まれています(その場合はそのことを明記します)。 解説も各ページに載せています。 無季…

古い歌をうっかり聞いてしまって、 そのメロディに包まれる時、 体ごと、心ごと、否応なくあの日に運ばれてしまう——。 そこに亡霊のように浮かび上がってくる、 あの日の私と、そして…

突然、木の上から落ちてきた謎の男は、私に大きな愛情をくれた。 猫を通じて触れ合っていく高校生たちと、謎の男の物語。 「ある光のうたかた」は遠藤が大学生の時の話です。過去編になり…

ある場面を切り取ったようなものです。

ワタシは、たとえ雲海になることが出来なかったとしても、この里の家族を守る・・・。 里の長、雲海の息子である時雨の夢は、いつか東の里の長、雲海の名を受け継ぐことだった。しかし、雲…