「うたかたの……」を含む小説

最近、人間というものから目を背けてはいませんか？ カネとSNSだけに、人生を費やしてはいませんか？ 江戸時代、山奥にある隠れ里。 そこに生きている人達の、嘘と真の言葉遊び。…

27にもなってフラフラしている祓い屋さん達の話です。 (間に短編「ヨロズ相談所」「第八日」挟まります) 第一部　「狐」　完結 片や霊感に乏しく、片や陰陽道にも多少通じる神社の次…

妹がおまえの婚約者の子を妊娠した。 だから身代わりに妹の婚約者――国のために人柱となる王子に嫁げ。 １８歳の誕生日プレゼントがそれですか、お父様？ と思いつつ嫁入りしたアリーセ…

馴染みの古本屋で、奇妙な手記を見つけた。不可解な出来事が数多く書かれている。ホラー短編集のようだが、都市伝説の備忘録のようにも思える。フィクションなのだろうが、妙なリアリティをも…

一話完結なので、お好きなものからどうぞ。 もうずっとずっと前から、何かしら書き続けています。 わたしにとって、書くこと読むこと　は、生きること同義。 息をするのと同じこと。 ここ…

息抜きに、カクヨムの自主企画に参加してみました。企画終了までに、新しいものを思いついたら足すかもしれません。 9月分はこちら →https://kakuyomu.jp/works…

――お前まだ俺を抱けるか？ すれ違いの中で別れてしまった元恋人ノールフェンから、旅先で何年かぶりにメッセージを貰った男、ヴァルター。意味深なその言葉は、未だ傷心の内にあるヴァルタ…

「夏風夏鈴って、名前の中にふたつも〈夏〉が入っていて、これでもかって夏を前面に押し出してくる名前でしょ。ナツカゼカリン。だから嫌いなんだ。この名前も夏も」 　困惑する僕に、彼女は…

この世には実に不思議な同盟がある。実に多種多様な作家が集まる、「作家同盟の会」も例にもれずその一つだ。彼らは絆を信じていないひとと信じている人とあったが、信じていない人――つまり…

このエッセイは、ゲームが趣味である泡沫が、好きなゲーム作品について好きなところやプレイして思ったことなどを語る。ただそれだけです。 このエッセイはレビューではありませんし、書かれ…

息抜きに、カクヨムの公式企画に参加してみました。

ハガキ着く夏至南風の濃いブルー　 コンテスト参加作は別のカテゴリにまとめています。 たまに更新される俳句の置き場所。俳句集です。

〈episode ３〉 インターネットもスマホもSNSもなくても、皆それぞれに青春時代がありました。 時には昔を懐かしむのも悪くないものです。寄り添ってくれた歌とともに。 【…

ユラン＝ブルク氷帝国で魔術を学ぶ少年・ソーン。 騎士団長である兄・アダムと共に女王の庇護のもと暮らしていたが、ある日、大聖堂の地下にある謎の通路に迷い込む。 そこで、本来いるはず…

ふと意識が醒めると、窓のない小さな部屋にいた。 自分のことさえ思い出せない中、どこか見覚えのある青年が現れる。 青年により、自身の名がシエルだということ、彼が幼馴染みのラーイであ…

蒼志郎と彼の生まれながらの婚約者・蓮見子は、結婚適齢期を迎えるまで肖像画を贈り合っていた。 絵が届くたび、美しく成長する令嬢との結婚を心待ちにしていた蒼志郎。やがて二人は結婚し、…

田舎の島で生まれ育った小清水玲は、王子様のような運命の出会いを夢見ながら学生生活をしている普通の女子高生だった。ある日、言い表せない将来への不安に襲われていたとき、無意識的に島の…

第一回あたらよ文学賞一次選考通過作です。落選供養。

蒼月書店の奇々怪々シリーズ第四弾！ 様々な不思議な本を取り扱う蒼月書店に、今回は写真を趣味とする男性主人公が訪れます。 店内で、とある写真集を探す店主・翠（すい）。その探し物を見…

⚠︎WARNING⚠︎ 実在の団体、地域、事柄とは無関係です。 旧軍艦艇の擬人化が登場します。 Twitter上に上げているイラストと世界観を共有する小説です。 多少は毛深い（か…