「#掌編」を含む小説

踊らされる毎日に、わたしは嫌気がさしていた。

漫画編集者の志村は、担当漫画家の書斎を訪れた。すると床に紙が沢山散らばっていた。

ねずみが罠にひっかかっていた。 その姿をみて、俺はとどめを刺すことに躊躇し…

ホテル勤めの星野。ある夜、彼は『304号室』から電話を受けた。その部屋は存在しないはずの…

夜の電車のロングシートに座る母と子。そのまわりにはいろんな乗客が乗っている。スマートフォンに夢中な女子高生、雑誌に夢中な男子高生、これから夜のデートに向かうＯＬ、イヤホンを聴きな…

太朗はある日、助けたカメムシに連れられ、カメムシ王国を訪れた。そこで渡された『たまらん箱』が、彼の運命を変える。

「頭がプリンになっちゃったから、病院いってくる」 　彼女からのその電話に俺は走った。

休日を、いつも体を休めるために使っていたシンジ。そんなある日、同僚のアスカにドライブデートを持ちかけられ…

俺はあの日、海で…

診察で、「猫病」と診断されたヨシコ。その「猫病」とは…

デート。 いま、隣にいる彼女、カエデは実は…

ショッピングモールで、がま口財布を拾った。その財布には四千円ほど入っていて…

ティッシュ箱の中で、自分の使われる番を待つティッシュのチリコ。そしてついに、彼女の番が…

離婚目前のパパとママ、どちらについていくか。私が下した決断は…？

小説のきれはしのようなものをゆっくりと。 つらつらとした承の部分には、起や転、結にないような美しさがあるように思います。おおよそ、人生のほとんどがそれであるように、何事もない積み…

社畜による独白形式の物語です。彼は生粋の社畜だが、ただの社畜ではない。

隙間時間で読める短編集です。各話完結ですので、気になったタイトルからどうぞ。

タイトルの読みは「せきご」。「ちょっとした短い言葉」の意。自主企画【お題置いておくので、書いてください！】参加作品。章題で出オチ……というか、まんま、あの作品から借用だ（笑）！！

生まれてから、一度も欠かさなかったお墓参り。友人の頼みと面倒臭さから、その年だけは行かないことに決めた。しかし母と祖母に怒られて、月明かりの中を懐中電灯一つでお参りした時、初めて…

スマオは会社の昼休みにスマホをいじっていると、『あなたが今まで失くしたもの、すべて見つけてお届けします』という広告をみつけた。それをクリックしたことにより自動登録され、今まで自分…