ティッシュに人格が存在したら、というお話。箱から同胞が引き抜かれる度に恐怖を感じていたなんて、考えもしませんでした。ごめんねチリコ...使い捨てられる運命にあるティッシュ達の物悲しさを上手いこと表現しているなと感じました。私はその物悲しさと同時にコミカルさを感じ、衝撃の結末で思わずクスリと笑ってしまいました。1話完結で、非常に読みやすく臨場感の感じられる作品でした。素晴らしい小説をありがとうございました。