「忘れたくない カクヨムオンリー」を含む小説

これはただの日常。 これはただのエンドロール。 これはただの群像。 終わりへと向かう壊れた世界で、少年アオトと少女アカナは生きていた。 誰もいない、二人だけしかいな世界で生きる…

俺、馬締勇平は同じ委員の物忘さんの忘れっぽさにいつも振り回されている。 忘れ物をしたり、覚え違いをしたり、忘れてることも忘れてたり、そんな忘れっぽい物忘さんに、俺は怒りっぽくなる…

夢で見た君との物語。 突然別れた彼女との、思わぬ再会。 なぜ、忘れていたのか。 その謎を思い出す。

交通事故で死んでしまった彼女。 彼女を救うために、記憶と引き換えに過去へと戻してくれるという悪魔の囁きに俺は何度も彼女が死ぬあの日へと戻っていく。 何度死んでも、何度助けられなく…

寺田寅彦先生は、あの言葉を遺した。我々はいつまでも忘れ続ける運命なのだ。

平凡な高校生の鏑木真守にはとある悩みがある。学校1番の女子、桜井美波を見ると心臓がが張り裂けそうになると言うものだ。果たして原因は何なのか？ それには真守の過去と関係していた・・…

摩耗した思い出と、それを忘れられない哀れな僕のある夜。

幼い頃に姿を消した父親、病室で鼻歌をうたう母親。彼らは今日も、息子を忘れてどこか遠くを見て過ごしている。それでいい。それが、いい。そんな風に毎日を思い過ごしてきた澤野　想(さわの…

『ねえ、人はどうなったら【死ぬ】と思う？』 そう問いかけてきた彼女が死んだ。 そして、オレの世界から色が消えた。心因性の色覚異常らしい。 黒と白と灰色のモノクロの世界―― 数年後…

彼氏とケンカしてしまった少女のお話。

深い海の中、わたしは物思いに耽る。 ずっと一人で。わたし自身を忘れながら。 とても簡素で表面的な海のお話。 海のことなんて、文章にはとても変えられないのだから。

眠ることに全ステータスを振ってしまったので、覚えていた夢を紡ぎます。 どなたかに楽しんでいただけると幸いです。

人に対する感謝を、いつまでも忘れない。笑顔。ハートフルな世界に生まれて良かった。

カクヨムコン短編恋愛部門で予選を通過した作品を長編物として書き直しました。 近い将来に起こりうるAIを交えた恋愛物です。 短編では一万字以下という制約があり、トントン拍子に話が展…

～ある日の本庄の部屋にて～ 私がコップに注いだカルピスを飲んでいると、さっきまでストローでカルピスをぶくぶくしていた深谷が口を開いた。 「ねぇ、はじめちゃん」 何だ？と視線で問う…

何もない日常、色の無い世界、いつからこうなってしまったのだろうか。色を失ってしまった、もう望みもないんだ、死ぬまでゆっくりと過ごしたいのに・・・感情を忘れてしまったあなたは何者な…

　あらすじ（現在連載分） 　ヒトという存在の仇敵。神話の生物、無窮の怪物──竜と呼ばれる存在が、ついに人類をその文明ごと食い尽くしてから、数百年。 　唯一生き残った、魔法使い…

空に浮かぶ大地に生物が住まう世界ゼルセーヴァ。 この世界で人類は騎神界と呼ばれる大陸に暮らしておりその中でも一部の人間達は未知なる外の世界を目座して空飛ぶ箱庭に乗り込みガーデンと…

「いいかいマネージャー、ボクはアイツとパコるためならどんな困難も乗り越えてみせる！」 世界一のドチャシコサキュバスと呼ばれる超人気爆乳女子高生グラビアアイドルの六郷リッカは、中…

次々に飛んでくる紙飛行機で忘れていた思い出を思い出す｡ そんな夏のお話｡