夏と紙飛行機

さくら ゆい

思い出せない記憶たち

第1話 思い出せない思い出

部活があって、家に帰るために私は公園の前を通る。


公園の前を必ず通る時に公園が、懐かしく感じるのだけれども思い出を思い出せない。


別に記憶喪失とかはしてないんだけど、どうしても思い出せない。


前に、本当に思い出そうとしたんだけど、思い出せなかった。


だから思い出すだけ無駄な気がしたから、その時私は思い出そうとするのを辞めた。


「思い出すのって難しいなあ…」


そんな事を蝉時雨が響いている中で、呟いた。


早く思い出せるようになれたら良いなあ…。




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