「塊」を含む小説

「先に書いておこう。“バッドエンド”な話だ」

（本作品の第一属性は【恋愛】です。（＊今はまだ皆無）） 〝私〟が〝私〟となった瞬間に見たもの、それは私が触手で幼女を絡めとっている光景だった。 ―――んんん？ 『どこから来て…

アレイン：　女騎士　プライドの塊　美女　貴族の令嬢 トット　：　雑兵　アレインの部下　美少年　田舎育ち

霧の大地と呼ばれる世界がある。 その霧は世界の記憶の塊。放っておけば霧は消滅し、やがて誰もが思い出せないまま忘れてしまう。 セイル・ヴェルスはそんな消滅と忘却を防ぐ力を持ったログ…

あなたはヘソゴマバエというハエを知っているだろうか。人のへそに卵を産み、幼虫を寄生させる危険な昆虫だ。幼虫は体内で爆発的に増殖するので、一度寄生されれば助かる見込みはゼロに等しい…

二つの民族が対立する島で、敵同士手を取りあって逃げ出した少年と少女。たどり着いた大陸で出会ったのは――。 海を越え、時を超えて紡がれる物語群を通して、少年少女の成長と民族の行く末…

彼には友がいた。 一人目の友は明るく、変り者であったが、よく笑わせてくれた。 二人目の友は、いつもけだるそうにし、寝ぼけ眼であった。 しかし、その二人はもういない。

とある酒場に女性が訪れる。 左手、左足には鉄製の義手と義足。 左目には顔半分を覆う程の眼帯をした奇妙な女性であった。 だが、顔を注視すれば驚くほど整っており。 色素の抜けた白髪…

平凡な男子高校生『要』は、ひょんなことからクラスのいじめられっ子『ノリ子』の秘密を知ってしまう。まさか人気小説の作者？！……なわけないよな？！ 煩悩の塊である友人や美人すぎる妹、…

南月優子は希星館学園高等部の一年生。同校の二年生で生徒会副会長の北科誠司に恋の告白をして了承してもらう。その時、学校近くで土饅頭のような肉の塊の怪物が現れる。その際に優子と誠司は…

神様の新年会！神様なのに欲望の塊。神様なのにストレスを抱えて仕事に終われて、果たしてこれで大丈夫か？！

これは小説ではなく、作者の心の内を書き連ねた文章の塊です。泣きながら書きました。 本日(正確には昨日) 部活を引退いたしました。後輩は泣いてくれました。友達も感動で泣いていまし…

もうすぐ18歳を迎える。分からないことが多くあり、それを許容して生きている（許容できているかは実際のところ定かではない）。 真面目に物事に取り組むことを避けて生きてきた。極力な…

この小説はながやん様が主催された「#匿名短編バトル きみのロボット編」に投稿させて頂いた短編作品です。 投票期間終了時点にて♥️32件、応援コメント1件、PV300を頂いてお…

　「グロが苦手という人間がいるけど、グロテスクという言葉は何も流血表現のことだけを指しているわけじゃないんだよ。本来は、嫌悪しながらも共感、悲劇に組み込まれた喜劇、聖域を犯す穢れ…

妖精は好奇心の塊です。 美しいもの、貴重なもの、誰かに必要とされているもの。 そういったものを大切に保管する箱に惹かれ、居つく性質があるようです。 彼ら妖精は、人々の持つ様々な…

「あの夏が来るまで、僕は愚かで、臆病で、傲慢だった。 　だから僕は、大切な友人を失ったんだーー」 幼い頃から、ソレが見える寮制の高校生、八重野瑞透（やえのみずき）16歳。 2…

　魔法士アキムは結論を迫られていた。上空に浮かぶ「影の王」の輪郭――真球の姿をした巨体、圧倒的殺戮能力を有する人類の宿敵は、かつての厄災から100年の眠りについていた。 　目覚…