概要
行こう、この海の彼方へ。
二つの民族が対立する島で、敵同士手を取りあって逃げ出した少年と少女。たどり着いた大陸で出会ったのは――。
海を越え、時を超えて紡がれる物語群を通して、少年少女の成長と民族の行く末を描いた物語。
作者が中学生の頃に書いた短編(第一部第1幕)と、高校までに付けたした続編群(主に第二部本編まで)に、大人になってから続き(第二部外伝以降+ティールーム)を加えてまとめ直したお話です。
とにかく全てが行き当たりばったり、文体も作風も場所により異なるという読みづらさの塊のような作品ですが、ある意味ひとりの書き手の成長が垣間見えるかもしれません……。
【ご注意】
・流血、人死には結構あります。苦手な方はご注意下さい。
・武器関係はリアリティ無視、相当でたらめ書いてます。
・恋愛要素少なめ(主役二人は恋人
海を越え、時を超えて紡がれる物語群を通して、少年少女の成長と民族の行く末を描いた物語。
作者が中学生の頃に書いた短編(第一部第1幕)と、高校までに付けたした続編群(主に第二部本編まで)に、大人になってから続き(第二部外伝以降+ティールーム)を加えてまとめ直したお話です。
とにかく全てが行き当たりばったり、文体も作風も場所により異なるという読みづらさの塊のような作品ですが、ある意味ひとりの書き手の成長が垣間見えるかもしれません……。
【ご注意】
・流血、人死には結構あります。苦手な方はご注意下さい。
・武器関係はリアリティ無視、相当でたらめ書いてます。
・恋愛要素少なめ(主役二人は恋人
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!哀しい島と、それを取り巻く人々の群像劇。
戦の絶えない二つの種族が対立した、とても閉鎖された島と。
そこで暮らしてきた人々。そして外の世界の人々。
最初は島から逃げ出した二人と、外の世界の人たちとの関わりや事件を通して語られる物語ですが、この作品の真価はその後に輝きます。
多くの人々の過去や想い。
そういった連なりがいくつもの視点で描かれ、そのどれもが軽率に扱えないドラマと心の詰まった物語として展開されていきます。
単純なハッピーエンドや、お涙頂戴のお話とは違う。真摯に向き合ったリアルを内包しているエピソードは心に響き、彼らや彼女らのその後や人生を応援したくなってしまうでしょう。
まだまだ連載中ですので、これから先どういった…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ミリタリーとファンタジーが交錯する独特の世界観!
最新の30話までを読んでのレビューです。
二つの種族が対立し戦争を続けてきた不思議な島。
その島でルージアという少年兵が、牢獄に捕らえられている敵の少女を連れ出して逃げ出すところから、この物語は幕を開けます。
二人が逃げ出すのはまさに戦場のど真ん中、かつての友の追撃を振り切り、目指した先で明らかになる事実とは……
という感じの物語がメインストーリーになると思うのですが、緩やかにつながる短編・中編群、のような構成になっています。
群像劇という感じが近いかもしれませんが、これは読んでみていただいた方が早いかと。
それぞれで活躍するキャラクター達の魅力、戦場を舞台にした息詰まる戦いとドラマの連続…続きを読む