「怪異」を含む小説

これは時を超えた呪いによって紡がれる、縁を巡る物語。 第１部・黎明編 東京都内に住むふつうの高校生・禅院(ぜいん)サトルは不思議な夢から目を覚ますと、背中に大きな口が…

「僕らの境界奇譚」のスピンオフ短編です。 本編の前日譚にあたります。今作から読んで頂いても全く問題ありません。 ※「長編出張読み切り短編博覧会Vol.2」参加作。 僕らの境界…

無限に広がり続ける廃頽城市の下層で生まれ育った主人公が出逢った、中層育ちの青年サミュエル。 真っ当な環境で育った彼と自分の格差に絶望する主人公だが、彼はそんな主人公に「下層の人と…

怪異を狩って生計を立てる賞金稼ぎ・閑季は、鬼になってしまった父親を討ち取ったことを悔やみ稼業から足を洗うことを決意する。 最後の仕事として派遣された先は、死の霊峰・恐山──

2040年。今より少し科学の進んだ世界で、科学の手には負えないモノノケを狩る人々-霊者がいた。 霊者の一派、言霊師の名門である手奈土家の次期当主・唄羽は、一度も実戦に出た事が無い…

全員が別の意味でドキドキしている男女四人組のお話。

読んだら呪われます。呪われてもいい人だけ読んでください。 また、この小説を読んだ人は親しい人間に広めなければ不幸が起きます。

わらわちゃんの事件が過ぎ、次なる季節がやってきた。涙が勝手に溢れるという奇妙な症状に悩まされる都。その瞳の奥では確かな変化が起こりつつあった。怪来怪去、新たな怪異の幕が開ける。

物語は決して無くなりません。 貴方の脳から。 いつか迎えに行きます。

友人・榊の万事屋で雑用として勤務する烏丸は、とある田舎町で運転中、闇に浮かび上がる白い顔を目撃する。顧客である飯綱亜矢子が怪しげな新興宗教の施設に出入りしている知り、ふたりはその…

　毎年夏休み、俺は家族でじいちゃんのいる田舎に遊びに行く。 　じいちゃんは俺とたくさん遊んでくれて、俺はじいちゃんが大好きだった。 　そのじいちゃんが、死んだ。 　じいちゃんが俺…

　大学二回生の夏、新庄雅人は下河辺みつきと出会う。「少年、何か変なことに巻き込まれているだろう」たしかに周囲では不可解なことばかりが起こる。謎の美女たる下河辺みつきに振り回されな…

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16818093090582295059 　もとは「あ…

　この物語には嗜む程度の怪しい丁寧語や尊敬語等がふんだんに使用されております。ご注意ください。 　あらすじ。 　これはゲーム【ミラージュパレスAGG】のプレイヤーとなってしまっ…

西洋と東洋が交じり合って文化が花開く。 建物はれんが造りに変わり、装束は着物とブーツが共存する。 街には馬車が走りながら、その隣を電車が走る、そんな時代。 瑞穂帝国は、今まさに…

探偵事務所所長の蓮野が行方を晦ました。蓮野の遠縁で、事務所のアルバイトでもある慶太は、彼の請け負っていた仕事を引き継ぐことになる。幼馴染みの未都とともに、行方不明者の捜索に乗り出…

郵便物を落とした配達員に拾って手渡す、それは自分宛の手紙だった。真っ黒な制服を着て昭和のような自転車に乗って走り去る配達員。 その様子を彼女に話すと「幽霊ポストの噂知ってる？」と…

お題で執筆!! 短編創作フェス1週目【お題「試験」】

腹痛さんシリーズの第二弾。 怪異はより深く…より暗く… 謎は疑惑を呼び、疑惑は恐れを生む… 邪祓師の卜部と助手のかなめ。 二人が待つ心霊解決センターには 他所では匙を投げられ…

高校二年生の春、上ヶ丘瑛太は三年生のマドンナと、夕焼けに染る空き教室で青春の一線を越えようとしていた。 あと数秒で童貞を卒業できるというところで、マドンナの顔が何者かに殴打される…