概要
平穏な日常とは、祈りの旅路だ
これは時を超えた呪いによって紡がれる、縁を巡る物語。
第1部・黎明編
東京都内に住むふつうの高校生・禅院(ぜいん)サトルは不思議な夢から目を覚ますと、背中に大きな口が取り憑いていた。
口は自らを空妖(くうよう)という、妖怪のようなモノと言う。サトルはそれにバクと名づけ、新たな日常を過ごすコトとなった。
バクと過ごす日々の中で、自殺した幽霊や人面犬、メリーさんといった空妖とも出会い、また、それぞれが抱える悲しみを知る。
そんなある雨の日、サトルは交通事故で亡くなった同級生・倉入コウと出会う。幽霊である彼は衝撃の一言を発した。
「おれは鬼に殺された」と。
それを聞いたサトルは、その鬼に復讐すると誓う。バクとともに、空妖だけを斬る剣を携えて。
第2部・校祭編
人と関
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