何がために騎士は立つ

タイトルを見て少し硬い印象でしたが、非常に読みやすく物語の緩急もあり楽しく読んでいます。
まだ序盤ですが、主人公がどのように成長していくか楽しみです。

ひたすらに努力する主人公と魅力的なキャラが最高です。

384話、一気に読み終えました。
いや、脱帽です。

主人公は日々実直な努力を重ね、技を極めて行く。心の在り方、自分の在り方を毎日見据えて気を研ぎ澄ませて行く。
変容、変節、それでも奥底に流れるものは同じ。同じだけれど移ろい変わりゆく面が心を捉えて離さない。

壮大な戦記かとも思えば、題名に違わず人を熱く泥臭く見つめた哲学問答書でもあり。そして多種多様な登場人物、世界設定は巧み。最初は見えない世界の全貌が少しずつ少しずつ明らかになるのも上手い。

作者様の創造性、才能、物語を紡ぐ努力に主人公が重なって見えます。この作品を読めたことに感謝しかありません。

トップ漫画やアニメ、映画に感じたようなゾクゾク感が大量に散りばめられています。本当に最高です！

騎士とは何か、戦い方や生き方に礼節と主人公が色々学ぶ固い感じの騎士物語なのかと思えばこんなハプニングあんのかい！？とびっくりさせられました。

主人公が騎士を目指し成長するだけでなく仲間との出会いや交流があり、時に競い合ったりと更にそれぞれの思惑もあれば笑えるシーンまであったりと物語はどうなって行くのか先が気になり読み進めちゃいます。

キャラの動作や物の表現も細かく書かれて凄いを通り越して恐ろしい、となりましたね。
これを300話以上書き続けるというのは並大抵の事ではないと思います。

主人公は無事に騎士となれるのか、どうなっていくのか、結末が気になるのでこれからも読み進めていきたいです。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（244文字）

とても面白い、私の語彙力ではそれしか言えません。

私は、最初30話ほど読んで読むのをやめてしまいました。そして、またなんとか読み進めていくと見たら没入しており130話から一気に沼にハマりました。
とりあえず60話くらい読んで欲しい。そのくらい読めばこの作品の凄さがわかると思います。

良い物語は各キャラの掘り下げが絶妙な塩梅で、この小説も色々なキャラが魅力的です！
これからも更新の度に読ませていただきます。

面白いのないかなと適当に探したモノの１つでしたが、読み始めてからついつい夜更かし気味になってしまいました…。

文章も多く、キャラや背景などストーリー全体としてしっかり内容濃いです。
政治、戦闘、成長、人生観なんかがバランスよくまとまってる感じです。
個人的には主人公の成長の仕方が好きですね。

これからも応援してるので、頑張って書いていただきたいです！