第5話:初戦、最強

「志望校がない⁉」

 食べ放題を終え、何とか腹十分目で抑えた少年二人と、普通に腹八分目で抑えた少女がクルスの部屋に襲来し、色々と世間話をしていた。

 今驚いているのはフレンとジュリアである。

「いや、その、厳密に言うと、学校を良く知らないんだ。『先生』も教えてくれなかったし、周りはそもそも知らないと思うし」

「……はぁ、それでよくスカラ志望なんて言えたわね。逆に尊敬するわ」

「うぐ」

「でも、剣の実力は見合ったものだと思うよ」

「フレン、ありがとう。優しさが沁みる」

「甘やかすなっての。って言うかさ、そもそもあんた座学ってどれぐらい出来るの? たぶん、聞いたことないけど師匠付きだし、学校側もある程度出来ている前提で取ると思うけどさ。あたしは底辺だけど一応学校通ってるし、スタディオンは名門のコネで超豪華家庭教師陣に囲まれてたみたいだし」

「人聞きが悪いね」

「で、どうなの? 魔導学とかどれくらい触ってる?」

「……魔導、学? えと、魔法学なら基礎を少しだけ教えてもらったけど」

 またしてもフレンとジュリアは愕然とする。

「ま、魔法学? それって古典の話じゃなくて?」

「百年前の古臭い学問でしょ? 今はもう魔法科でしかやらないじゃん。実用的じゃないし、あっちでも歴史学の分類だったはず」

「……そうなの?」

 小首を傾げるクルスに対して、二人の顔色はどんどん青ざめて来る。

「ぐ、軍学は? 兵法とか」

「それならある程度教わったよ。習ったのは――」

 かくかくしかじか、得意げに話すクルスに対し、内容を聞き二人の顔面はさらに青く染まっていく。終いには土気色にまで変色していた。

「算術も基礎だけ。読み書きは出来る、程度。各国の語学や歴史なども、当然なし、か。所作はアスガルド式だけ。これは、不味い」

「今時その辺の一年生でももう少し勉強しているわよ」

「……それ、本当?」

「基礎学力は学校入る前に身に付けとくのが普通だからね。もちろん、クルスの境遇からそれを求めるのは困難だろうけど……難しいな」

「学校入ったら死ぬほど苦労するわよ、たぶん」

「……そ、そんな」

 ようやく事の重大さに気付いたクルスもまた遅ればせながら顔色を変える。青色をすっ飛ばして土気色三人組の出来上がりであった。

「まあ、話を聞く限り師匠は最善を尽くしてくれたのだと思うよ。読み書きも出来ない完全にゼロからの状態から、四年で今の状態なら充分詰め込んだと言える。僕らが幼少期から叩き込まれているものを、最短で叩き込んだんだ。必要最低限を」

「最低限って話なら魔導学ぐらいは抑えて欲しいけどね。今一番重要でしょ、色んな場面で。百年前の最低限よ、今のクルスは。それも甘く見積もって」

「……確かに」

 座学に関しては結構頑張っていたつもりなので、むしろ全然足りていなかったことにクルスは驚いていた。この辺が育ちの差、基礎教養の差である。

 幼少期から当たり前のようにそれらに触れてきた者と、必要がないため触れてこなかった者、その差は信じ難いほど大きいのだ。

「とにかく、スカラを取ってもその辺は絶対に誤魔化しなさいよ! 入学しちゃえば何とかなる。あとは退学にならない程度に、死ぬ気で努力して食らいつけばいいの。あたしも座学は嫌いだから、辛い気持ちはわかる」

 ずっと厳しかったジュリアが優しい言葉を投げかけてくれたので、よりことの深刻さが露になると言う哀しい現実があった。

「ある意味、クルスにはこれしかなかったと言えるね。普通の入試はむしろ座学の評価が大きいから、たぶん今のクルスじゃ最低ランクの騎士学校で何とか、ってとこだと思う。そして、其処に入っても団入り出来る者は一握りだけ」

「今は平和な時代だし、どの団も枠は削っているからね。そのくせ学校自体の数は増えているという矛盾。そりゃあどんどん厳しくもなるわよ」

 辛い現実を前に、クルスはうな垂れる。

「何が何でも明日だ。明日、実力を示して学校に滑り込もう。大丈夫、入ってしまえば何とかなる! あっちもスカラで取った以上、下手には扱えないだろうし」

「そうそう。もはや詐欺みたいなもんだけど、中に入っちゃえばいいのよ。本戦で良いとこ見せて、いい学校への切符を掴み取っちゃいましょ」

「う、うん」

「学校選びは大事だよ。それである程度就職できる団は限られてくるから。就職実績が全てではないけれど、団に入れなきゃ学校に通った意味がなくなるからね。きちんと団入りの実績がある学校に入ろう。皆で!」

「そうね。大丈夫大丈夫。今日の感じなら絶対誤魔化せてるから。どの学校のスカウトもここまで酷いなんて想像もしてないだろうしね、あはははは」

「あは、はは、は――」

 騎士学校の敷居の高さに、今更ながらにクルスは恐れおののいていた。こんな自分が入っていいものか、それを考えると胃が痛くなるのだ。

 食べ放題で食べ過ぎたわけではない、と思う。

「明日が勝負だ! 掴もう、星を!」

「おー!」

「う、うん!」

 今日出会ったばかりの、されど共に戦いを潜り抜けた仲間三人は天高く手を掲げる。何のかんのと言っても今日の様子を見る限り、二人はスカラを取れない心配はしていなかった。たぶん、取れる。と言うかすでに内々に出ている可能性もある。

 ただ、その後が結局地獄なのだが――


     〇


 クルスはお腹を押さえていた。昨日、食べ過ぎたからではない。腹十分目には抑えたから。昨日聞いた話がショッキングだから、でもない。

 その理由は――

「クルス! 何とか喰らいつくんだ。目的はスカラだからな!」

「大丈夫、あいつは誰でも知ってる天才だし、負けるのは仕方ない。瞬殺さえしなければ、もうそれだけで高評価だから、たぶん!」

 相手が、あの男なのだ。

 初戦から当たってしまった。御三家の連中をも歯牙にかけていなかった本物の天才。おそらく出場者の中でぶっちぎりの強さを誇る同世代最強クラス。

 イールファス・エリュシオン。

 勝てる気などしない。他の二名、メガラニカの人も含めて彼らでさえ勝てる気がしなかったのだ。相手はそれ以上、もはや未知数である。

 上過ぎて力の差が分からない。

 大事なのは内容。でも、それをさせてくれる相手か。

 誰の声も届かぬ中、クルス・リンザールは舞台の上に立つ。第一回戦、悲しくなるほど劣悪極まるくじ運に今更ながら涙が零れそうになっていた。

「イールファスってあのイールファス? 何でこんなとこにいるの?」

「アスガルド王立学園だろ? こんな大会出る意味あるか?」

「たぶん、そのイールファスのせいだぞ。御三家でも結構名の通った子も出てる」

「げぇ、メガラニカのテラも出てるじゃん。ひでーよこれ」

「スカラ出す判断まで、参加者の子たちは辿り着けるかな?」

「あらら、初っ端のあの子可哀そう」

 フレンとジュリアは結構先まで御三家やメガラニカの人とは当たらない。もちろん上位学校への編入を求める実力者たちと当たることはあるだろうが、二人なら負けることはないだろう。上まで行くのは既定路線である。

 だからきっと、彼らは大丈夫。

 問題はクルス。最初から崖っぷちであった。

 と言うかもう、端から詰んでいる。

「両者、騎士らしく正々堂々戦うように。構え!」

 イールファスの一礼、頭のてっぺんからつま先までとても美しい所作であった。先生から学んだ一礼がかすむほど、本物は挨拶からして違う。

「……くぁ」

 だが、その後すぐさま欠伸をしていた。

 視線もクルスではなく彼方へ向いている。どうやらクルスへの興味は皆無な模様。辛い、辛過ぎる。あんまりな現実である。

「あれがイールファスだよ、クロイツェル」

「くっく、クソみたいなくじ運やな。もっとらん。笑えるほどや」

 見るからに浮き出てくる力の差。客席の誰もがクルスの勝利など勘定に入れていなかった。誰がどう見ても瞬殺であろう。

 善戦するだけで拍手喝さいが巻き起こってもおかしくはない。

 そんな中――

「おー、やっとるのぉ」

「学園長」

「爺か、まだ生きとったんやな」

 テュールとクロイツェルの前に現れたのはアスガルド王立学園の学園長を務める老人であった。洒脱な格好とすらりと伸びた背筋から、歳は見え辛いが御年百歳を超える高齢者でもある。血統の中にソル族が入っているとはいえ、まあまあな後期高齢者なのだが、そんな雰囲気は微塵もない。

「まだ百年は生きようと思っとるよ、クロイツェル」

「ほざけ」

「不敬だぞ、クロイツェル」

 アスガルド王立学園、学園長ウル・ユーダリル。元ユニオン・ナイトであり、一星紀前の大戦にも参加した歴戦の猛者であり、今は洒脱な老紳士である。

「イールファスの対戦相手、クロイツェルも注目の子なんですよ」

「阿呆ぬかせ」

「ほほう。何て子じゃ? ふむ、クルス・リンザール、聞かん名じゃの。こっちの子か。師は……なん、じゃ、と」

 師匠の名前を見て、ウルは絶句する。そこに刻まれた名は、ウルもよく知る男の名であったのだ。そんなはずはない、と思っているのだが――

「「……?」」

 ウル・ユーダリルの狼狽など、中々見られるものではない。何にそれほど驚いているのかはわからないが、どうやら何かある模様。

 そして――

「……あの子のフォームは、ゼー・シルト、か?」

「よくご存じですね。その通りですよ」

「……そう、か」

 クルスが構えたところで、その構えを見て、ウルは天を仰いだ。あの姿は、あの姿勢は、間違いなくあの男の、ゼロス・ビフレストのものである。

「ゼロスって男と、知り合いなんか?」

「……わしの、先輩に当たる」

「……は?」

「学園長の先輩と言うことは、ソル族か、ルナ族なのですか?」

「いや、生粋のノマ族じゃよ。そもそも、寿命など関係ない」

 ウルは顔を歪める。

「マスター・ビフレストは、先の大戦で戦死しておるのだから。わしの目の前で、魔王イドゥンを相手に、の」

「「ッ⁉」」

 ありえない光景が目の前に広がっていた。だが、あの時代に置いても少し古風とされていた型であるゼー・シルトを、あそこまで教えられる者がいるとすれば、やはりそれはゼロス以外ありえない。あの背中が、瓜二つであったから。

 選手は互いに剣を構える。エンチャントする前でもその所作である程度剣は見えてくるもの。切っ先を相手に向け、柄は両手で握り、半身にて腕を引いた受けの剣。男の憧れた騎士が愛用していた型。騎士の本分、守ることに重きを置いた防御特化の型である。今となってはほとんど使う者などいない型だが。

「そう言えば、あの子の騎士剣も相当旧いですね。あれでは十全に力を発揮できないでしょうに。そこにも何か理由があるのでしょうか?」

「うむ、わからぬが、あの剣も、見たことがある。あの御方が、学生時代に使っていたものに、よう似ておる。現存するはずが、ないのじゃが」

 わからないことしかない。間違いなくあの少年は彼の手により育成された跡がある。そこに疑問はない。そもそもそこがおかしいのだが、現実に少年があの型を用いて、彼のような振舞いをしている以上、違うとは言い切れない。

 ただ、どうにも緊張しているのかぎこちない所はあったが。見るからに凡人である。ゼロスほどの騎士が生きていたとして、果たしてあの程度の子を育てようと思うだろうか。自分の技を伝え、後継者としようと思うだろうか。

 そこがウルにはわからない。

 そして、衆人環視の中、緊張し過ぎて若干手が震えているクルスは、頭の中で落ち着け落ち着けと連呼していた。すればするだけ変な汗が出てくるのだが。

 相手はもう、物凄くやる気がなさそうである。

 まあ、それは仕方がない。力の差があるのは誰が見ても明らか。実績もそう。世界中に知れ渡る天才と、誰も知らない何者でもない凡人である。

 こんなの比べるまでもない。

 誰もが瞬殺になると思っていた。対峙する者、眺める者、誰も彼もがイールファスがどう料理するのか、それだけを考えていた。

 だが、

「集中」

 どこかで、『先生』の声が聞こえた気がした。クルスの中で何かが切り替わる。苦境こそ落ち着き、集中せよ。深く、もっと深く、潜るように。

「……それでいい」

 その瞬間、

「……!」

 会場の何人かが眼を剥く。先ほどまで恐れおののき、まともに戦えなさそうだった少年の雰囲気が激変したのだ。怜悧に、鋭く、尖り、冷たく――

 清涼な空気が、小川が、流れる。

「クルス、なのか?」

「……何が変わったの? わからないけど、何か、何かが」

 昨日を知るフレンもジュリアも、知らぬ深度。

「これは」

「あの子、あの若さでこれだけの」

「……なんや、持っとるやんけ。戦える武器が」

 これがゼロスと対峙する時、剣の稽古に渇望していた少年が身に着けた深さである。昨日は持久戦でもあった。それに浮ついていたから、ここまで整ってはいなかった。でも今日は、声が聞こえたから。いつも通り、やれる。

「……あは」

 誰よりも、対峙する少年の気構えが変わった。

 退屈から、好奇へと。

「「エンチャント」」

 双方、刃が色を帯びる。クルスは透明がかった水色、イールファスは珍しい色合い、ノーブルカラーと呼ばれる銀色である。

 僅かな静寂――

「始めッ!」

 先手はイールファス。速さ自慢のジュリアの速度を遥かに上回る速さで接近、いくつかのフェイントを交えた後、コンパクトなスイングから放たれた刃は目にも止まらぬ速さでクルスの喉元に迫る。これだけ乱せば山勘でも当たるまい。

 イールファスはそう判断していた。

「……ふー」

 それなのに、いなされる。イールファスはあまりの手応えの無さに眼を見開く。完全に空振ったかのような手応えである。手の内の柔らかさ、タイミング、当てた角度、全てが揃って初めて、ここまでの無感が達成される。

「あはァ」

「…………」

 イールファスは初めて相手を見た。目と目が交錯する。

 灰色の眼、それは間違いなく己を見ていた。見えていた。見切られていた。

「これなら、どうだァ」

 二合目、イールファスは打ち込んだ瞬間、あえて手を抜く。それによってクルスの受けが成立しなくなる。これぞイールファスの強み、変幻自在の剣である。だが、クルスには手の内の抜きが見えていた。この前師が見せてくれた技術である。同じ轍は踏まない。寸でで、堪えた。またしてもイールファスは驚く。

 今ので決めるつもりだったから。

 見えているし、対応も出来る。その深さに対して、天才は心からの笑みを浮かべた。獰猛な、獲物を見る眼である。

 その眼は、クルスの知らぬもの。

「また、遊ぼ」

 二合目と同じような動きから、イールファスはさらに変化を付ける。それはもう、同じ人体とは思えぬ柔らかさであった。クルスには見えていた。だが、見えているのに対応できなかった。眼は追いついているのに、対応する方法がわからなかったから。いや、それは言い訳であろう。対応する術を理解していたとしても、今のクルスでは同じ結果に終わった。眼で追いつけても、身体が追いつけなかったから。

 ここ止まりだと、跳ね上げられた腕が、あっさりと宙を舞う剣が、告げる。これが今の差だと、無情に告げる。イールファスの刃が喉元に添えられ、決着。刹那の攻防、あっさりと勝敗が分かたれる。

 クルスは茫然と、何も出来なかった自分を恥じ、顔を歪めていた。

 今できる全部を出せた。だけど、まるきり及ばなかったから。

 この天才を前にクルスは強欲にも、勝つつもりであったのだ。

「名はなに?」

「……クルス・リンザール」

 崩れ落ち悔しがる彼を見て、イールファスは笑みを深めた。だってそうだろう。自分に負けて悔しがる者など、学校にもいない。同世代では二人だけ、それ以外は皆負けるのが当たり前だと思っている。退屈だったのだ。

 ずっと、ずーっと。

「次は、もっと深いところで」

 そう言ってイールファスはクルスに背を向けた。

「またね」

 また会える。それが天才の目から見たクルスの見立てであった。

 傍目にはあっさりと勝負がつき、観客たちは「仕方ない」「また頑張れ」「来年も待ってるぞ」と口々に励ましの言葉を投げかける。それもまた棘と成ってクルスに突き刺さっているのだが、所詮他人である彼らにそんな機微を求めるのは無意味。

「イールファスが三手もかけた、か」

「まあ彼は気まぐれだからね」

 一部を除き、もう騎士の卵たちは誰もクルスを見ていなかった。スカラを求める者たちは、当然のように勝ち上がったイールファスといつ自分が当たるのか、それに戦々恐々としていたから。そんな余裕などなかったのだ。

「……馬鹿かよ。あの男が、笑っていたんだぞ。あんな顔、ソロンやノア以外の前で見せたことがあるかよ。そこまでなのか、クルス・リンザールは」

 メガラニカのテラは顔を歪めていた。彼が固執するほどの人物には見えない。少なくとも今の自分なら絶対に勝てる。彼が評価しているのは現時点での技量ではないのかもしれない。彼の伸びしろなのかもしれない。

 どちらにせよ、許し難いことであるが。

「昨日、魔導通信機で本部に連絡しておきました」

「枠、か」

「はい。マスター・クロイツェル、この前の話の続きをしよう」

「……まあ、ええけど」

 おそらく今の攻防、その神髄を解した者は会場に皆無といって良いだろう。三合目のイールファスの変化量は、彼自身の柔軟性から生まれるもの。あの天性は真似しようと思って出来るものではない。ただ、彼の本気を引き出したのは間違いなく一合目、二合目とクルスが完全に受け切って見せたから。

 その実力は間違いなく評価に値する。

「普通の枠はないんかい」

「この前、使っちゃった。メル家の子に」

「カスが」

 スカラシップのみならず、御三家への編入など精々が各学年一人か二人。ゼロの年もある世界で、一つの枠というのは決して安くない。

 今の攻防、理解できる者にとっては面白いが、理解できぬ者からするとただの瞬殺でしかない。あれを見て取ろうと考えられる者は、そういないはず。

 スカウトは人を見る仕事であるが、人を見る眼にも限界はある。その者が認識できる範囲での評価しか、出来ないのだ。

 まあ、学生のレベルでそれを超えることは稀なのだが。

 しかし、御三家のアスガルドは偶然、たまたま、ここに揃っていたのだ。真贋を見抜ける目を持った、世界トップレベルの怪物たちが。

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