概要
選び取れ。自分の道を。
【書籍2巻7月25日発売・コミカライズ企画進行中!】傭兵団の下っ端……のさらに下、戦場漁りのカナタは子供ながら生きるために戦場で金目のものを漁り続ける生活を送っていた。
そんなカナタの唯一の楽しみはたまに落ちている魔術の残りかす……魔術滓と呼ばれる小石を拾う事。魔力の塊ではあるが残りかすなため何にも使えず、時間が経てば消えてしまう何の意味もないそれを眺めるのが好きだった。
カナタの生きる場所で綺麗なものはそれくらいしかなかったから。
しかし、その残りかすからカナタは魔術の欠片、痕跡を徐々に見つけていく。
地道に。一つ一つ。そうして、彼はついにチャンスを掴む事になる。
無駄、無意味と言われ続けた積み重ねによって彼は成り上がっていく。
選び取れ。自分の道を。
――――
この度、MFブックスさ
そんなカナタの唯一の楽しみはたまに落ちている魔術の残りかす……魔術滓と呼ばれる小石を拾う事。魔力の塊ではあるが残りかすなため何にも使えず、時間が経てば消えてしまう何の意味もないそれを眺めるのが好きだった。
カナタの生きる場所で綺麗なものはそれくらいしかなかったから。
しかし、その残りかすからカナタは魔術の欠片、痕跡を徐々に見つけていく。
地道に。一つ一つ。そうして、彼はついにチャンスを掴む事になる。
無駄、無意味と言われ続けた積み重ねによって彼は成り上がっていく。
選び取れ。自分の道を。
――――
この度、MFブックスさ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!この作品を読むか判断するためにレビューを見ている方へ
~こんな人におすすめ
・主人公が完璧・無敵ではない成長ものが好きな人。弱さ・葛藤を見たい人。
・王道ファンタジーだけど「能力に頼らずに少しずつ強くなる」話を求めてる人。
・重圧・陰謀・社会階層・権力ゲームなど、バックグラウンドがある作品が好きな人。単純な冒険モノより人間ドラマ重視派。
~他作品との違いや独自性
・主人公カナタのスタート地点が「戦場で漁る」「底辺」「孤児」という、生きるための日常が圧倒的に厳しい状態。こういう“落ちたところから自力で這い上がる”系ファンタジーはあるが、本作は“魔術の残滓(ラビッシュ)”という「無価値と思われるものを拾い集めて美と意味を見出す」細かい設定が目立つ…続きを読む