「奇譚？」を含む小説

夏休みにタクヤとヒロと百々華は、離島で開かれる お宝探険祭りに参加した。そこには異界の宇宙が存在し、 ラビラット星人と宇宙海賊のアント星人が戦っていた。 三人はラビラット星人とと…

経立（ふったち） ★以下の自主企画のために書き下ろしました。 「あなたの小説の方角はどちら？」 「ツイッタースペースで紹介させて下さい企画第五弾！─遠野物語篇」 参考「遠野物…

薄汚れた路地裏にあるバーに居付く不思議な客、飴を売る事を生業にしている男がいた。 濡れた様な微笑みを浮かべる彼の正体とは？ 今夜もまた妖の物語が始まる。

時空超常奇譚４其ノ五.　超短戯話／冥界神ハデスの降臨 異星人によって地球が侵略されてしまう事はあるのだろうか。 平和的な異星人はいるのだろうか。 冥界神がやって来る。 そして地球…

時空超常奇譚４其ノ四.　超短戯話／黒境の時空線 男は天井から垂れ下がる黒境の時空線で異世界へと 迷い込んだ。 異世界には鬼がいたが、男は命辛々帰る事が出来た。

　いまから３０年以上も昔……まだインターネットもない時代。 　電子の海の片隅に、角川書店のコンプティーク編集部が経営する 　草の根ネットワーク【コンプＢＢＳ】なるものがありまし…

天聖歴八五七年。世界大戦という名の地獄扉の封印が切り落とされた秋の候。 人々は逃げ惑い、やがて乾いた砂礫の地ファヴァーヤ王国へといきつく。そこでは国王も王女も心安く接してくれる…

　短い文章で語られる 三つの話が最後に一つに よくある怖い話　ですが努々忘れられるな これは語り気に落ちうる　低俗な真実でございまする 当人からすればですがね……

あらすじ ある真夏の日、舞台は観光地として人気の広島の古都・尾道。かつて英国貴族の血を引く女性が暮らしており、現在では住む人もいない一軒の古びた屋敷が旅行者向けのホテル「白猫亭」…

　万寿二年(西暦1025年) 平安京。 　 　斜陽の季節を迎えた都を脅かす大江山の鬼。その首魁は冥府より黄泉帰った悪鬼 酒呑童子だった。 　百鬼夜行が跋扈する魔都で時代を超えて…

時空超常奇譚４其ノ三.　超短戯話／白亜の救世主 6600万年前、恐竜人類がいたとしても不思議ではない。 恐竜属ノアは神の啓示を人々に伝えたが、何かを変える 事は出来ず、赤く光り輝…

時空超常奇譚４其ノ弐.　超短戯話／賢者の詭弁 人は何故「動物愛護」を訴えるのか。そして、それは動物一般 でさえもない。 犬猫、イルカやクジラの愛護を叫ぶ者はいても、烏や豚や象の …

子泣きじじいのことは誰でも知っているだろう。赤ん坊の泣き声をまねて人をおびき寄せ、ひとたび取りつくと石のように重くなって相手を押しつぶしてしまうという妖怪だ――。

　これは思い込みが激しい人間の物語。 　これは単に直感がモノを言うだけの物語だ。 　俺の名前は山形次郎。つい数ヶ月前までサラリーマンだった。 　俺が何気なくテレビを見ていた…

　ーー２０２３年１０月１１日、未明。 　長野県の山中で、『新種生命体』の死骸が発見される。 　死骸は、巨大な蛇と複数人の人間を混ぜ合わせたような奇怪な見た目をしており、その正体…

夏原相馬は友人との付き合いでとある廃校にやってきた。目的はもちろん肝試しだ。噂によると、今年廃校になったばかりのこの校舎で様々な怪奇現象が目撃されているのだという。全くやる気のな…

　僕（伊藤山翔27歳）は、岡山県警の警察官。メンタルを弱らせて、２週間の休暇を取り、広島に帰郷。母になんと説明しようかと躊躇い、駅を降りると実家とは反対の方向に歩く。 　自分が通…

時空超常奇譚４其ノ壱　 超短戯話／街のルールを守りましょう 街のルールを守れないのは誰か。 人としての優しさを持つべき者は誰か。 人としての権利とは何か。

時空超常奇譚３其ノ壱〇.　AXIA／姥捨て山パラダイス 西暦3015年、高齢者は「神格ノ国」へと消え去っていく。 そして超後期高齢者の世界がどこかにあるに違いない。 高齢者とはど…

夜深（やみ）は新人ライターだ。もちろんペンネームである。 彼女は『家』にまつわる怪談を集めている。 最初の怪談は、『授かる』部屋――