「＃真夜中」を含む小説

これは2022年に開催されたKACの全11回お題作品を、連作短編として纏めた物語です。 貴方が惹かれた世界へ、どこからでもお入り下さい。 【ボクの楽園】：ホラー ボクのお家…

生き続ける人たちの物語。

「何で知ったか忘れちゃったけど、雨が降った後に地面から上がってくる匂いのことを確かペトリコールっていうんだよ」 あの日栄斗が言ったそのひとことを、私は今も思い出す。 偶然栄斗…

真夜中、僕は廃墟へと足を運ぶ。 そこには猫系彼女がいて、僕は彼女との逢瀬を楽しみにしているからだ。 今日もほら、屋上へ行くと彼女の姿が……。

午前0時、剃刀を咥え洗面器を覗くと将来の結婚相手が映るそうです。 そんな怪談話を思い出した婚活中の女性が酔った勢いで試してみる話です。

あるいはこれは恋愛なのかもしれない。 詩的な雰囲気に隠された秘密は恐怖か愛かはたまた謎か。 僅か４ＰＶで非公開となった原版に寄せられたコメントではこの作品は「シュール」とのことで…

【第二部】書き始めました。 https://kakuyomu.jp/works/16817139558061842472 白雪女学院において、お茶会とは学院でのカーストを決める…

ある心霊スポットを訪れたオカルト研究会の部員たち。 彼らはひょんなことから、真夜中の公衆電話で、都市伝説を試してみることに……

目を覚ますと美少女に軟禁されていた。 あたりは真っ暗で、教室の鍵は開かない。 「一時間以内にここを出られなかったら、私がめちゃくちゃにするから」 彼女の聞いたこともない強い口調に…

オカルト雑誌、月刊スリラーの編集者、御堂竜二が語る恐怖体験。 ある日取材のため、幽霊が出ると噂の山奥の廃墟を訪れた彼。 夜中に一人、朽ち果てた廃墟の中を歩いていたら、まさかの事…

静かな夜に酔いながら、貴方もぜひ―――

侯爵令嬢リカエラ・ランデールには日本人として生きた記憶がある。 それも地方都市で公務員として働いた記憶だった。 巻込まれ事故で亡くなる直前に読み終えたばかりの小説『金色の…

　高校入学後、ランニング中にある少女を見かけた。あまりにも幻想的で、写真に残せば誰もが現実からかけ離れていると思うほど美しい。 　近づき話してみると思った以上に大人っぽい女性だっ…

第百十四回殺伐感情戦線、『光』作品です。 とある裏方と役者

夏本番の暑さが続く今日この頃 日本では昔からお盆という風習が各地に残っており 先祖の霊が一時的に家族の元に帰ってきたり 逆に行き場のない霊たちを神様が導いてくれたりと 心霊にまつ…

究極なまでのブラック企業、アビス株式会社に勤めるプログラマー、下唐湊崇史（しもとそたかし）は、家に帰った時に出迎えてくれる猫のわらび（年齢不詳・メス）だけが心の支えだった。 徹夜…

　数年前小学五年生だった、隣に住んでいた『琢ちゃん』。彼はいまも私の大切な思い出の人――。 　仕事の関係で、そんな琢ちゃんの自宅マンションに立ち寄ることになった瑠由。 　懐かしく…

貝塚正太郎は幼馴染みからの義理チョコを、軽い気持ちで受け取ってしまい、軽い気持ちでお返しをした。それらのことが嫉妬深い恋人にばれて、釈明をさせられる羽目に。彼女の指示で、真夜中近…