「部員」を含む小説

　誰しもが一度は経験する、授業中の理不尽な指名。 最もシンプルなのが「目が合ったから」という、なんて通り魔のような指名方法だろう。 　その次に多いのが出席番号、席順による指名。 …

流星群が見られるこの日。天文部部長、天野美幸は、観測会を開き他の生徒たちにも参加を呼びかけていた。 しかし、残念ながら参加希望者はゼロ。天文部にも部員は彼女しかおらず、このままで…

【KAC2023参加作品 - KAC20235】 【Complex Another 05】 谷と静は、友だち以上 恋人未満な高校生。 マッチョな陸上部員に熱い視線を送る静。 そ…

幽霊には二種類ある。 写真に写りたがる幽霊と、写りたがらない幽霊だ。 私に取り憑いてるのは、写りたがるほう。 何の恨みか、私の撮る写真に写り込みたがる迷惑なやつ。 コンテスト…

美術部顧問の真弓は、若き部員たちの鮮やかな感性に触れて、性と美に思いを馳せる。KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2023～エントリー作品（第５回テー…

　文芸部をトレーニング代わりに使っている筋肉フェチの男が、部員に暇つぶしに聞きました。「なあ、筋肉を進化させるって、どうすればいい？」 　KAC20235です。

女子高校三年生の書道部員の私は勉強が得意ではなく進路に困っている。 そして友人関係、交際関係、家族との関係も上手く行かない。 心を落ち着けるために筆を握る。

　「童貞って感じできついです」 　大学の文芸サークル「蓼食う虫」の感想箱に寄せられた一行の感想。このたった一行の文章に僕たちは悶絶した。誰一人この言葉に反論できなかったのだ。何…

　 　17歳の息辺端里（いきあたりはたり）は不器用な少女。部員不足に悩む手芸部の友人から頼み込まれ、その部に名前だけ貸している幽霊部員だ。そのため、実質的には部の活動を何もしてい…

【あらすじ】 　私学文系の雄と評される一方、多彩なサークルの存在することで知られる九隅大学。浪人の末にこの大学の学生となった三摩律は、「巣ごもり」ですっかり弛んでしまった身体を鍛…

生真面目な吹奏楽部員と熟女と付き合っている噂のある同級生の話。 男子高校生ふたりの青春の一コマ。 某短編小説の賞に投稿してもう一歩だった作品です。

学園の問題児である魔王、エレーナ・フェリアは世界征服をする部活を立ち上げる。それに巻き込まれた勇者、テウス・アンドレイは不服ながらも魔王と共に世界征服を行うことになる。活動資金の…

高校生になった私は、文芸部に入部した。 その理由は、大好きになった人たちが、文芸部員だったから。 小学生から高校生の頃を振り返る、一人の本の虫のエッセイです。

彼女いない歴＝年齢の睦月は、部員が二人しかいない文芸部の後輩である如月と「恋人が欲しい」という意見が合致する。 そこから二人で協力し、彼女彼氏の作り方を学んでいく。果たして二人に…

　サッカーのスポーツ推薦で入学した主人公 衿谷 百葉(えりたに ひゃくよう)は幽霊な少女にキスをされる。 　手がかりを追っていくと現れたのは第二美術部という天才のみが入部できると…

作者が文藝部に入ってから高校卒業するまでに作った散文詩置き場。 タイトルは副部長リスペクトだったり。

※この作品はフィンディルさんの自主企画「あなたの小説の方角はどちら？」参加用書下ろし作品です。 　自主企画URLはこちら。 https://kakuyomu.jp/user_ev…

幼い頃から密かにお笑い芸人に憧れていた稲荷冬馬は、大阪で人気芸人だと思っていた叔母の稲荷沢子が芸人を辞め自堕落な生活を送っていることにショックを受けて以来、自分の気持ちを押し殺し…

「氷上のシヴァ」スピンオフの小話です。 エブリスタのスター特典でしたが、活動縮小に伴いこちらに投下します。 メタ発言あり。茶番。何か思い付いたら随時追加します。 榛名学院スケート…

園芸部員の四宮よつばは、ある日ボールに当たって倒れた一ノ瀬先輩を介抱する。しかし一ノ瀬は一ノ瀬でも、助けたのは先輩の双子の弟、一ノ瀬優也だった。どうやら罰ゲームで女装していたらし…