「正反対」を含む小説

言葉の意味は、時代の流れによって変わるのが当たり前。元々の意味と正反対のニュアンスで使われている言葉だって沢山あります。 でももしも、そんな言葉達が口を利いたら「自分はそんな意味…

「アンタがカロリーの高い夢ばっかり見るせいで、アタシはこんなに太っちゃったのよ！」 学校に行かず、毎日夢の世界へ現実逃避していた高校生野良純(のら・じゅん)の元に、ポンピング・…

大学二年生の依利江が旅の誘いを受けたのは、夏休みも近い放課後の小田急線だった。 旅の行先は、東日本大震災津波被災地、東北！ 発案者は同じ学科生の三ツ葉。 インドアで人に流されやす…

大川ツバメと小田雛子。水泳コーチと画像編集者。ただの一般人である筈の彼女らは、県警から一目置かれる「事件解決の協力者」だ。全てが正反対の彼女達は、なぜ謎に立ち向かうのか？

拙作『ただ、いつも、この街で。』 alcoholの番外編です。 性格が正反対の二人がくっついたけど、大丈夫？ 保さんにした方が良かったんじゃない？ 『おかわり』ないの？ もし…

百人一首　第六十七首の歌からイメージした現代の恋の物語。 仲子の幼馴染の忠家は性格が正反対のくせにことあるごとに彼女を自分のそばに置きたがる。かと思えばとっかえひっかえの彼女を見…

　酒が好きなとある姉妹。けれど、好きな酒の種類は正反対。 　今夜も会話（とおつまみ）を酒の肴に姉妹トークが弾む……のか？

この銀河には4つの惑星がある。 そのうちの1つの星を盗ろうと目論み失敗したエベルハルトという男と、｢失われた｣とも｢元々存在しなかった｣とも言われる伝説の星の名を冠するイヴという…

―――バスケ部エースの彼が廊下の真ん中で立ち止まっていた。 正反対の私たちは、どこまで一緒に歩いていけるだろう。

少女と見紛う美貌の母、色子。 色子とは正反対の娘、諒子。 色子に似た人形を作り続ける男、誠司。 「髪を伸ばして化粧をさせて。それで色に似れば喜ぶんだね、誠司さんがさ」 そのキ…

支倉美咲は長身で整った顔立ち、おまけにクールな超絶イケメン女子である。 そんなイケメン女子が高校の入学式で出会ったのは彼女とは正反対の超絶美少女で・・・ イケメン女子と超絶美少女…

　幼馴染の柊と春陽。 　保育園の年長にあがったばかりの彼らには、熱中していることがあって…… 　正反対だけどずっと一緒にいたふたりの、甘酸っぱくてちょっと切ない、日常の一ページ。…

高校生になった僕は、二つのことに悩んでいる。ひとつは、｢あの猫｣のこと。もうひとつは……後ろの席の合田さんのこと。

パークの遺跡調査のためにスナネコの手を借りることにしたツチノコ。しかし正反対の性質を持った二人はイマイチ噛み合わないのでした。

東北宮城の仲良し女子高生二人が東京の看護学校に入学して、学生時代と正反対に成ってゆく二人。 お金を得る為にデリヘルに勤める美由紀と、その行動を危ないと注意しながら見守る由美の物語…

木戸良太は嘘がつけない。建前も使えないしなんでも本音で話してしまう。高校生活には何も期待しておらず静かに過ごせればそれでいいと思っていた。しかしそんな彼の前に嘘しかつけない女、京…

地方領主の娘ジェーンは狩りの途中、王エリックと偶然出会う。 誰もが玉の輿を狙う相手だが、貴族の娘を取っ替え引っ替え弄ぶエリックを、ジェーンは毛嫌いする。 そして、エリックとは正反…

鼠、ミミズ、ヤモリ、糸車の４短編です。 鼠は横須賀の猿島で徴用され猿島で死んだ朝鮮人の幽霊を見た物語、朝鮮半島の歴史に同情的に描いておりますが、今は全く正反対の感情を持っておりま…

戸田桔梗は中学からの友人である私といっしょに、あやめ学院――通称、黒百合修道院――に入学させられる。古武術師範な父親より幼い頃から武術を習い覚え、そのお転婆ぶりを嘆かれたせいだ。…

田舎の公立高校で養護教諭として働くアラサーの植原星子は、都会育ちのお嬢様の女子高生、花園あきらを預かり、同居することに。 正反対だけど似た者同士の2人の共同生活がはじまる。