「嫌い カクヨムオンリー」を含む小説

　人は誰だって、物心つく前から抱えているものがある。 　蛇が嫌いな女と、蛇が怖い少年。 　出会い、語らい、そしてそれぞれのカルマと向き合い、選択する。 　＊未成年を性行為に誘…

「どこやねんここはー！！」 　社会科教師、森本半蔵（４２） 　なんか忍者っぽい名前だが、別に忍術は使えない。 　彼の使えるのは───中型免許（８ｔ限定）くらいなものである。 …

　主人公は、中学校で習って以来、竹取物語を熟読している（かぐや姫への淡い恋心のため）。終いには、同じく竹取物語が好きな神様と議論をすることに。 　しかし、なんと神様は天人と倶に去…

誰にでも嫌いなものはある。嫌いすぎて、狂気を呼び寄せてしまうことも、ままある。

薬屋の女将詩乃は「けったいな女将」として有名な女。ずぼらで店のことはすべて番頭任せ、日がな一日小上がりでキセルをふかせる。自分で動くことを嫌い、人をこき使う。だけど奇妙な知識だけ…

主人公悠斗は同じの部活の後輩である蒼の相談を受けた。 そこから始まるドタバタ矛盾系ラブコメ。

平成最後の夏。三十という年齢を前に流されるように婚約を決めた薮木賢悟は、会社から帰宅途中にトラックに撥ねられた。そして次に目を覚ました時に見えたのは、見慣れた景色でありながらど…

夏が嫌いな僕が晩夏の花火大会で出会った少女は何処か不思議だった。

勇者候補と呼ばれたのも今は昔、魔力を封じられたが故に最強の魔人殺しとなった流浪の非合法魔法使い・通称『レベル13（サーティーン）』。 旧知の依頼でやってきた遥か異世界ニッポンで…

小本 裕理（おもと ゆうり） 大学生。昔から人に恵まれず人間不信、人間嫌いになっている。 中学の頃、ピアノのコンクールで優勝した。 伊達 藍絡（だて あいらく） 楽しいこと…

夏なので怪談書いてみます......。 怖いというよりかは不気味な話を書けたらいいな、と思っています。 似たような話ばかりになりそうですが、お許しください。 幽霊系、怪奇現…

　私は小説を書いた。 　この小説は完全かつ完璧であり一抹の瑕疵すらない宝石であったが、宝石とは世に出て愛でられてこそ価値があるのであり、当然私の小説も世間一般に広く読まれなければ…

猫川神社には人の姿をした猫又が住んでいる。 いつも猫好きな人たちが、飼い猫のことなんかで相談に来るのです。 そのたびに、猫嫌いな沙介くんはブルブルと震えるのでした……

　あの日の真実は誰にも分からない。 　あの人の真実は誰にも分からない。 　けれども、それでも、 　――願っても、構わないだろうか。 （2007年制作／文学サークル機関誌投稿作…

貴方は、この世界が好きですか？ 僕はあんな残酷で理不尽な世界は嫌いです。 …でも、もしかしたら好きになれるかもしれない。 そう思って書いています。

私は臆病者です。しかし困ったことに、そんな自分を嫌いになれそうにありません。

梅雨の季節に猫と出会う。それから僕は、猫が嫌いになった。

剥製や皮を扱う不浄の者として、町人に嫌われ町はずれの丘の上の屋敷に住む職人家系の17代目当主、革城貴臣は美しいモノをこよなく愛し、生きた人間が嫌いな変わり者。 動物剥製の技術も…

『中二病』少年、浅比麻尋（あさひ まひろ）は不意な中二病ポーズにより ” 世界のバグ ” へと落ちた。と、思ったら女神により『男女逆転』した世界に転生！？ 作者の嫌いな ” なろ…

病を抱えた男は、花売りの女がキライだった。それが彼から彼女へのまっすぐな気持ちだった。 （最終話のみ、残酷描写があります）