「午後」を含む小説

京都は謎の街でした

「まず新玉ねぎと春キャベツを丁寧に千切りし、混ぜた後水に漬けて辛味抜き＆パリッと仕立てる。 続いて生姜焼き用の肉に普通に味付け・小麦粉・卵・パン粉をまぶし、そのままカリっと揚げる…

その日の出来事をAIが予測する事象予報が存在する2050年の日本。 主人公・高校生の蒼汰は、どこか不思議な雰囲気の少女・美青と世界最後までの日々を駆けぬける_____。 この世界…

日頃、考えたこと思ったことを小説にして書くシリーズ。

終わりが来るのは普通のことなのだ。 それは今かもしれないし、明日かもしれない。もっと先かもしれない。 劇的なことは何も無い。彩さえあるいは無いかもしれない。 ただ何も無く消え去…

エイプリルフール、嘘だと思って吐いた告白から始まる男子高校生青春BLラブコメ。コメディの中に時々若干のシリアスっぽいのが差し込むみたいなやつですがハッピーエンドです。

　時は七月。文化系登山サークル、山岳友の会では、日本アルプスの一つ、白馬岳に登るのが恒例。 　というわけで、午後三時頃、テント設営を開始した立山岳斗とその他サークル仲間。 　なの…

【KAC2021　９回目のお題「ソロ○○」の応募作品です】 午後１０時、店長が店を去ると同時に、俺のソロコンビニ店員――つまりはワンオペの時間が始まる。 朝を迎えるまでひっそ…

執筆は2016年。どこにも公開していなかったので再掲作品です。 『溶けていく青春』の続きですが、これ一つでも読めます。 夏休みの課題である植物採集のために近所へと大宮を連れてき…

美桂と拓海が出会ったのは、幼稚園の頃。 その頃の幼稚園は、空前の結婚ブームだった。 『僕ねぇ。結婚したら、奥さんと子どもといつまでも仲良く暮らしたいんだ』 　同じクラスの相沢拓海…

[第2期] 同題異話SR -March- 『きみの物語になりたい』 　　　主催者：香鳴裕人 さまに参加させて頂いてます。 『午後のお茶でも、いかがです？　とある夫婦の閑話など…

西暦一万年以上の未来。大戦と復興の繰り返しに疲弊した世界の半分はAIにより支配を受けている。宇宙空間に設置された人工衛星では管理された人類が暮らし、「人類を誘惑する有害な危険物」…

春四月の暖かな午後。私は過疎駅のプラットホームのベンチで、別れた恋人に手紙を書いていた。 その時、一陣の突風が吹き、便箋が宙に舞い散った。 私は慌てて拾い集めるが、肝心の手紙を書…

　幼馴染みというのは大変なんだ。それも先輩となれば、距離感は難しい。 　そう、俺と彼女――棗美南は幼馴染みだ。容姿は完璧、運動もできて成績はいつだってトップだ。ここからは俺しか知…

　閑静な住宅街でその事件は起こった。 　近隣住人たちから美しいと評判だった並アゲハさんが殺されたのだ。 　犯人は佐藤ゲンタくん、十二歳。 　彼らの間でいったいなにが起こった…

ちょっぴり重たい過去を背負った、作家志望でアラフォーに差し掛かった敦美の遅すぎる青春の日々。彼女を取り巻く風景と様々な人生模様をリアルに描くビルドウンスクロマンです。

「うちのばっちゃんは、あの名探偵の孫の友達の隣の家の人のクラスメイトなんです！」 　そう誇る自称名探偵しずく。 　学校の怪談の一つである「午後六時っ位に出る幽霊」の謎を幼馴染の…

九月の一日。都会で暮らし始めた僕は、この時期になってようやく田舎へと帰ってくることができた。 古びた自転車で、木立の間を走り抜ける。まだぎりぎりで、夏に間に合うはずだから。

KAC2021に応募しようと書いたのだけど…… 今夜アップしようと思ってたのだけど…… 締め切り時間、間違えた…… 午後11時59分かと思ってた…… なんか悔しいんで、とりあえず…