「あやかし」を含む小説

少しだけ昔の、おじいちゃんが体験したお話。 信じるかどうかは貴方次第。 人外というか「山の怪」を書きたかった作品です。

※カクヨムコン10短編部門（現代ドラマ・文芸・ホラー）参加作品 街おこしのために町長以下えらいおじさんたちが目をつけたのは、あやかし！ 隣町が幽霊騒ぎでバズってるならこちとらオリ…

願えばその者の望みを何でも叶えてくれる、都市伝説を持つ山が或るという。其処で出会った美しい青年の正体とは… 人と人ならざるものとの、正しい関係性を問う。

石金《いしがね》と称えられた少女がいた。 人を惑わす妖が跋扈する中で人に仇なす魑魅魍魎を山を築く程打ち倒し、とある戦闘組織にスカウトされ、そのまま斬り込み隊隊長に抜擢される程の…

　世界各地で紅色の霧が出現し始めた頃、不可思議な金属の亡霊「メタルレイス」が姿を現す。この混沌の中、ラナティスの街が四ツ目の百の部隊に陥落。若きルキアは、父マグナが光の器として戦…

いずれ自分の店を持つために飲食店で見習い料理人として働いていた藤原伊吹は、突然無職になってしまう。 気力を失い、ひどい虚無感におそわれた伊吹は家に引きこもっていた。 ダラダラと過…

　小学五年生の喜多ミチカは、元気で明るい、自称天才の女の子。ある夜、ミチカが作ったフェルト人形——ツクモンが突然喋り出し、ミチカを夜の学校へと連れ出してしまう。そこでミチカは自分…

心霊アルバイター彩葉と幼馴染の苺が行く、百鬼夜行の後夜祭。 【人物】 ◆彩葉《いろは》 怪異に対する直感が鋭いタイプ。 彩葉が『何となくこうしたほうがいい』と感じたことはだいた…

男廓、朝雲町。 表通りに揺れる提燈が一等派手に照らすは町一番の大見世『白藤屋』。 白藤の咲き乱れる朱塗り格子の向こう、座するは極彩を纏った男たち。 怪しい町に構えた怪しい店の、楼…

昭和三十年代の四国は土佐の国。『薫的神社』の傍らで、太夫と呼ばれ、この世の物ではない『モノたち』を鎮める業を持つ、老女とその幼い弟子の物語。(一話完結の連作) 連載中の『はちきん…

わたしが実際に、遭遇した謎の生物について、書き記しました。 　あの生物は、一体なんなのか？新種の生き物なのか？はたまた妖怪なのか？ 知っている方がいらっしゃいましたら、この…

　東京都練馬区に住む女子高生、藤原文香は一学期の終わりが近づいたある日、同級生数名と『天使さま』という、『こっくりさん』にそっくりな占いを行った。 　何かしら怪奇現象が起きること…

　13年前のあの日。突如として人類の前に現れた【大妖魔】――”セカイ”によって人類の7割は死に絶えた。残された人類たちは古の記憶を呼び覚まし、力を引き出した。それからというもの定…

長浜城にまつわる人身御供（しのぶ）、異世界転生を図る社畜の話、エア友の話（イマジナリーフレンド）、閉鎖的な村で起きる怪談（氏神様）、レンタル彼女ならぬレンタルママ、外国人技能実習…

いつもの電車から降りて、マンションへの帰り道を歩いていた時に私は「それ」と出会ったのだーーーーー。 普通（？）のOL、優海が謎の生物、バッハと出会い助け助けられるうちに、彼の…

「君は一体、何者なのだろうね？」 「私は私です。それ以上でもそれ以下でもない」 新東宮の即位に沸き立つ中、南雲燕は藤の宮ーーーー蘇芳と花姫行列を見ていた。 そこで自分の名前が南…

これは、忘れられてもずっと人を見守ってきたお人好しのあやかしと死にたがりの少女の、ほんの数刻––逢魔時だけの秘密の交流を描いた物語。