「#終末世界」を含む小説

北極大陸の世界種子貯蔵庫で暮らす最後の人類、少女ウルリカ・フロイラインとAIは、ある日崖下でフローライト（蛍石）でできた新人類を発見する。 心を持つこと、生きること。人間、機械、…

その日、人類はラッパが奏でる滅亡の音色を聴いた。 雲を切り裂き、天から現れたのは無数の異形の天使。 彼等は地上に滅亡を運び、神による審判は始まった―― 千葉に本部を置く日本…

第三次世界大戦。それは核戦争となり、地球のありとあらゆるものを焼いた。人口を数万人にまで減らした島国の人類は著しく悪化した環境を原因に地下深くの都市シェルターでの生活を余儀なくさ…

この世界は美しくなんかない。 歪み、壊れ、沈んでいく。 ボク達は美しくなんかない。 醜く、意地汚く、愚かしい。

　イーサン・ユニックは、最後に残された安息の地「楽園」に入るために、人間なのか、それとも人間そっくりに作られたヒューマノイドなのか、判別する試験を受ける。判定器具をつけ、判定員の…

世界の終わり。 人類の滅亡。 文明の荒廃。 そんな終末世界での百合を書いていきます。 終わりに向かって歩いてゆく二人の少女の後ろ姿をただ眺めるような、そんな短編集です。 …

国主催の晩餐会にて婚約者の王太子から婚約破棄を宣言され、問答無用で幽閉棟にぶちこまれてしまった公爵令嬢のクレア。しかし、その直後にスタンピートが発生し一夜にして国は滅んでしまい幽…

重い瞼と暗闇に光る液晶画面（と言い訳）

　科学文明とそれに続く魔法文明も衰退し、魔獣の脅威の中で人間は終わりを迎えようとしている世界。 四肢のない男ヴァイオラは、魔獣を魔法によって義肢にするために旅をしていた。 彼が…

ある日、神様からのお知らせが届く。その内容は、あと１年で終わるこの世界に残るか、７日で終わる別の世界に移るか、どちらかを選べというものだった。ほとんどの人が１年で終わる世界を選ぶ…

天空都市メサイアシティで暮らす高校生メーガンは、空中を飛行して移動するホバーボード（Ｍボード）のスピードレース王者。 ある日、メーガンはメサイアシティのボーグマン市長からＭボード…

【短中編】【完結済み】 かわいくない系中学生の僕とアウトドア派ひきこもり祖父のおはなし。 中学三年生の漣は、ある日母から祖父が急に引きこもりになったらしいと聞く。大人の面倒にな…

右手に陰茎が生えた唯湖もまた、「終末世界症候群」からは逃れられなかった。恋人のわたしが持っているのはことばだけ。おかしく滅んでいく世界で、ちょっとずつでもいいからふたりで生きてい…

少女型自律機動兵器「エクスマキナ」の反乱により地上を追われた人類は、各地の地下居住区で必死の抵抗を続けていたが、滅亡は時間の問題と思われていた。 とある居住区の訓練兵ハルは、ある…

ずっとずっと昔の話、まだ世界が平和だった頃。 あの日、海から人に似た怪物がやって来た。 何年も何年も戦って、海も空も汚れて、人は僅かに残った無事な土地に、縋りつく様に生きていた。…

「大切な人を守りたい」 ゾンビが溢れる中、その思いを胸に生き抜いた引きこもりこと奥村大智。 時を同じくしてそんな奥村と同じ思いを秘め、ゾンビが蔓延る終末世界を歩く若者たちがいた。…

奥村大智、十七歳、引きこもり。 丸一日寝ていただけなのに世界はゾンビパニックで崩壊してる模様。 ゾンビ映画ですら尻尾を巻いて逃げ出すレベルの感染力。 ひょっとしたらアイアムレジ…

　終末世界……人類の滅亡が確定している世界だ。 　この世界を生み出した聖母神アルテは、幾千幾万幾億回にものぼる介入をしたが、結末は全て人類の滅亡だった…… 　アルテは願う。 …

認識と世界、妄想と現実、存在証明。そんなコンセプトで2017年夏に配布した掌編集。サイトからの転載です。

論外次元。 それは科学や魔法に留まらず、この世界で発生しうる凡ての事象を影響する最高次概念。 第三次世界大戦を経て、人類はその概念を理解し、さらに論外次元を干渉できる機械「調波器…