「＃異能」を含む小説

異能バトルの皮を被せた、ただ選ぶことに自信のない人の物語

※ これは王道異能系バトルです。 高校生、久園 未来は男子である。 良く空想に明け暮れていたあの頃とは違い、彼は高校生になり、健全に毎朝の登校は遅れない様、心掛けている。 そ…

「神様ってさ。いると思う？」 　そう呟いた翌日に、友達が姿を消した。 　「神隠し」にあった同級生を探す女子高生、霧島美幸は、残された手がかりを元に渋谷で、生気を無くした「人形」…

幼い頃、魔物に両親を殺されたリオンは、将来闘魔種となり元凶である魔都フェリオス攻略を志す。が、なかなか闘魔種に人を変える存在であるグランターと出会えない。途方に暮れていたとき、魔…

「ついに二次元と三次元を隔てる壁が崩壊した」 そう比喩される日本では、これまで空想上でしかありえないとされた能力を持った人々が各ジャンルごとに分けられた特区で暮らしていた。 …

　ある日　渋谷が消滅した。 　消滅の煽りを受けて死にそうになったところを幼女の女神に助けられ異能の女子高生　彌園直美は、異世界の危機を救ってと頼まれ、取り敢えず助けることにした。…

今の時代、昔の常識が通用しないことが多々見受けられる。時の流れというのは恐ろしく早いものである。そんな世で時代柄に関係なく受け継がれているものは沢山ある。童話及び昔話や伝記といっ…

「怪物の持つ能力としてもっともメジャーなものの一つに変身というものがある。 　これは『元とは別の何か』になる能力だ。 　姿形だけ変えるものからまるっきり別のものになるものまで、効…

主人公、勲矢　真　は幼馴染の春子、親友の昨夜と供にごく平凡で、どこにでもある日常を過ごしていた。しかし、そんなある日事件は起きた。突然の大切な存在の喪失に怒り悲しむ真。復讐を誓い…

高校に入って一ヶ月ほど経過した時期。夏樹は中学時代の友人からある『知識』を受け取る。 　「この町には天使が16人いた」 　「残り3人」 夏樹の頭にそんな言葉がしみ込んできたとき、…

　人殺しの少女はある日、人殺しの少年と出会ってしまった。 　――そんな出会いから始まった、ある冬のこと。 　人殺しの少女は殺されることで異能を手にし、世界の水面下にて行われる研…

　名前と記憶を失った人間。彼らに与えられたのは、名前代わりの機械的な番号、そして罪の記憶。自らが犯した罪、それを償う機会を得るべく、彼らは牢獄にて最期の余生を過ごす。咎人は四十九…

■あらすじ 　人類は未知の奇病に遭遇した。 　その致死率、　 　“──100パーセント” 　弟にとって姉はセカイの全てだった。 　彼女が笑顔で居てくれるなら、彼が人知れず受けて…

此処ではない世界。この世界に産まれてくる人間は皆、身体の何処かの箇所に「変異部位」を持っていた。それは腕であったり足であったり、直接目に見えないところであったり。変異の場所も、変…

幼い頃から祖父に武術を習っていた光条軽馬は、自分の力がどの程度の実力なのか知りたく、祖父の遺言にあった真間学園へ進学する。 しかしそこは現実離れし過ぎた連中の巣窟だった。 入学早…

確実に崩壊していくビチクソな世界をみーちゃんはたったひとりで 背負わされる。こんな世界は救う価値もないのに。 それでも世界は変わり続け、いつか確実に終わるのだ。 異能に目覚め…

魔族の少年、ドミニクとして転生した主人公は「悪魔を装った」勇者の子供を発見する。魔王軍人事部の課長代理として働くものの、先立つものは金。奴隷を買う為に、子供を捕まえて金に換える計…

水奈高校へ通う暁創一の日常は、突然終わりを告げた。 見慣れた市街地の光景は急変する。 空は黄色く染まり、ビルの壁面やガラスはヒビ割れ――あちらこちらで『空間の黒いにじみ』から…

異能力。それはある日唐突に降った雨を浴びたことによって世界中多くの人々が宿すようになった。 今年で高校三年生の青年、植野銘人《うえの・めいと》は四月早々に生徒会長室に呼び出し…

小都市、牧市の高校生・柊良子は「体臭が犬くさい」という悩みに暗い日々を送っていたが、幼なじみの優等生・菊花は考え過ぎだと取り合わない。 良子は意中の美容師・結城に近づくための隠れ…