概要
――なあ、君には私が何に見える?
「怪物の持つ能力としてもっともメジャーなものの一つに変身というものがある。
これは『元とは別の何か』になる能力だ。
姿形だけ変えるものからまるっきり別のものになるものまで、効果も原理も様々だが……そもそも別のものに変化できる相手に対して種類分けしようなどというのは徒労だと私は思うね。
同じことを考えた奴がいたのか、そういう変身能力を持った『正体の分からない怪物』はひとまとめに雑にジャバウォックと呼ばれていてね。
そういうわけの分からないものを倒したり倒されたりするという因果な商売をやってる奴らがいる、つまりこれはそういうわけなんだよ」
「さて、それでは君に問いたいが……なあ、君には私が何に見える?」
これは『元とは別の何か』になる能力だ。
姿形だけ変えるものからまるっきり別のものになるものまで、効果も原理も様々だが……そもそも別のものに変化できる相手に対して種類分けしようなどというのは徒労だと私は思うね。
同じことを考えた奴がいたのか、そういう変身能力を持った『正体の分からない怪物』はひとまとめに雑にジャバウォックと呼ばれていてね。
そういうわけの分からないものを倒したり倒されたりするという因果な商売をやってる奴らがいる、つまりこれはそういうわけなんだよ」
「さて、それでは君に問いたいが……なあ、君には私が何に見える?」
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!古き良き学園伝奇ジュブナイル、と思いきや……!?
黄昏に染まる旧校舎。
猛り狂うは異形の怪物。
そして、それらを狩る謎めいた美少女。
この三行にキュンキュンくる方には、自信を持ってお勧めできます。
主人公と共に、血生臭くも蠱惑的な非日常へと一歩を踏み出しましょう。
我々の原風景がここにあります。
---ここまで3話時点での感想---
---ここから4・5話を読んでの感想---
と、思いきや!?
すみません、どうやら、『古き良き王道ジュブナイル』とはいかないようです。
ここからどうなるのか、全く分かりません。
しかしこれは、「不安」ではなく「期待」です。
先が読めない、からこそ、先を読みたい! 切にそう思います。