「ショート 言葉」を含む小説

見つけた一通の手紙。 そこには彼女の字でこう書き出されていた。 『この手紙を読んでいる頃には、もう私はこの世にはいないでしょう』

登場人物：七海(20代女性) 　　　　 健斗(20代男性) 遠距離恋愛中のカップル。 彼は仕事が忙しく、彼女は寂しい思いも…。 遠距離になるとわかっていた彼女は彼にクリスマ…

西暦2200年の地球では、お金を払って購入した言葉でないと使うことができなくなった。その中でも、暴言は富裕層にしか手を出せないほどの高価で取引されており、貧困層である僕には、まる…

　僕は薄く湯気の立ちのぼるカップを取り、一口啜る。遥はフォークの先でミルフィーユのぱりっとした表面を撫で、話し始めた。 「ねぇ、人間って、ミルフィーユに似てると思わない？」 　何…

言うなんて、そんなことできない。でも、匂わすくらいなら…… 2人っきりの文芸部室。 ただ単にからかうつもりで始めた、どこか懐かしい遊びは思わぬ方向へ転がっていく。

　朝から降り続く雨。部活が休みになって残念、という友人の言葉に対して、梅雨だから仕方ない、と返す主人公。しかし彼女の本心は……。 （この作品は「小説家になろう」「エブリスタ」…

塾の帰り、いつも高校の女友達がバイトをしている居酒屋『金太郎』により、あいつの顔を拝んでいた。時雨降る今日、私は店に入ることにした。―――

【※五分で読めます！※】 大人になってしまった、すべての子供たちに送る、心温まるあの日の短編。 僕は産まれた。 僕は気付いた。 雪が降っていることに。

1発目『【R15】言葉の力【なずみのホラー便　第61弾】』 ⇒https://kakuyomu.jp/works/1177354054898325545 2発目『罰【なずみのホ…

『親友と同じ人を好きになってしまった——』 　白石美月にはとても大切な親友がいる。 　だから、親友の為に美月は自分の想いに蓋をした。 　しかし、いけないとわかっていながらも美月…

僕と妹とママとママ。これが僕の家族だ。パパはいない。ママとママは愛し合って、僕たち兄妹は生まれた。『カタログの中にパパはいたんだって』妹が言った言葉の意味が、しだいに僕を悩ませる…

言葉が人類に反旗を翻した「言葉革命」。 人類は発声を禁じられ、空から降り注ぐ文字の雨と戦う日々を送らねばならなくなった。

人の不思議を見つけていきたいです。 言葉を通して色んな時間を旅して頂けるように と思っています。

　ツイッターで「電車ガラガラ」という言葉を見て、それをネタにした短編を書きたくなりました。 　一応「コメディ」だと思いますが、カクヨムには「コメディ」ジャンルがないので「その他」…

ちっぽけなことで、いいから。

一人で抱えたら、いつか消えるはずと.....

Twitterの #言葉の行方 企画参加作。 お題：永遠の嘘

読者企画や他サイト用に書いた短編をまとめてみました。 ワンアイディアの即興小説が多めです。「普段だったらこういうの書かないだろうなぁ」という、変な作品倉庫、とも。 独り立ちに至…

中学の頃、俺には好きだった女の子がいた…………しかし、最後まで其れを言葉にすることは無かった。 春を迎え、新たな高校生活を送ることになった俺は、その彼女とは違う学校に通うことに…