隠し事

小説なのに、ありありと情景が浮かびます！
絵を描くような感じで、物語が進んで素敵でした！
でもこれは三角関係になりますかね…？
大変な事になりました！
続編も読んでみます！！

ジレンマを抱えて自分の気持ちに素直になれない。そんなヒロインが、初々しくて瑞々しい。
学生から社会人まで、どの世代でもそれぞれの見方で楽しめます。
迫る夏をキュンキュンした気持ちで過ごさせてくれる作品です。
清々しくて、読後感も爽やか。

関連作品の「明かす事」も、オススメです★

同じ年頃の娘がいます。たまにですが、恋話をしてくれることがあります。

今日は話しかけられた。

今日は、一言も話せなかった。

と、話す娘と主人公の私が重なって、とてもとてもあたたかい気持ちになって読ませていただきました。

大人になると、もっといろんな恋があるかもですが、大人になったからこそ、こう言う恋心を思い出して目の前の大切な人にもう一度恋ができるような、そんな優しい作品だと思いました。　


最後、視点が変わってからが、胸キュンすぎてたまりません(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

オススメです！

片思いの苦しい気持ち、複雑で微妙な心のゆらぎ…とても見事に表現されていて、描写力、構成力、無駄な描写もなく、無駄なセリフもない。実力のある作家さんだと思いました。長編が読みたくなるね。カクヨムコン、応援します。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（199文字）

イキイキと甘酸っぱい青春の1ページが描かれている。
そして、ラストはラストではなく登場人物のその後を想像させる終わり方。
ずるい……。
もっと彼らを知りたくなる。

　クラスの違う、小学校時代からの親友と過ごす時間は、とても楽しいものだった。
　親友の気持ちを聞かされるまでは……。

　その親友が、ひとりの男の子を好きになった。その彼と同じクラスの主人公に、成就するよう協力して……と。
　無邪気に話す親友の前で、主人公は、自分の想いを胸の内に閉じ込めた。親友に負の感情を抱いたまま……。

　そんな想いのまま、今日は、その男の子から勉強を教えて欲しいと希われた。
　そして、勉強に飽きた素振りで、男の子が主人公に問いかける。
「なんで人の為ばかりに動くの？」……と。
　いきなり核心を突かれた主人公は、どのような行動にでるのか……？

　三人の、想いのベクトル…続きを読む