「ショートショート 短編」を含む小説

高３の男子・伊藤｜秋都《あきと》は放課後の教室で、たまたまクラスメイトの日記を拾う。 だがそこに書かれていたのは、日記と呼ぶには奇妙な言葉の数々。 旧約聖書の神への訴え、そして、…

田原さんの書斎に侵入した男の目的とは？

パワードスーツ　ガイファント　外伝 帝国において、一部の人間しか知らない情報機関がある。 ウサギと呼ばれるその機関は、次期皇帝を約束された皇太子のクンエイによって、組織された。…

夏休み明け、少年たちは宿題をやったか、日記を毎日書いたか話します。 しかし、中のひとりだけは「できてないけど、できてる」とわけの分からないことをいいます。 なんだ、と聞くみんなに…

夏休み、友達の家に行った俺は机に置かれた日記に気がつく。宿題の参考にしようと思った俺は興味本位でそれを覗いてしまった。(KAC2022 11回目お題　日記) 追記:他者の差別や…

遠くで聞こえるサイレンがこちらに近づくことはない。一瞬のようで、永遠のようで。ほんの数分の間に、人生を何周も繰り返したような……。そんな錯覚から、はっと目が覚めた。「ああ、どうし…

各地で同時に起こる不可解な失踪事件 真相は犠牲者のみが知る…… 【魔法のiらんど「3つの夜」から選ぶ秋の短編小説企画、ショート作品集選出】

数年前から日本の若者の間で流行り始めた奇妙な病「暗視病」。 発症すると急激に視界が暗くなり、やがて真夜中のような暗闇を生きることになる･･･。 治療法が無く、罹患者にできることは…

今回のお題は、ちょっとやりやすかったです。キレッキレの駄洒落をどうぞ。

小生が、眠れない夜にぴったりのお菓子を紹介しよう。 材料はたったの四つ、パウンドケーキだ。 バターともに、己の感情をかき混ぜて、唯一無二のスイーツをご賞味頂きたい。

それぞれのセカイで繰り広げられる、世にも奇妙な物語。 全話、1話完結のショートショート小説です。

　ぼくは今日、おばあちゃんの田舎へと泊まりにきたんだ。 　でも、夜になると、おばあちゃんの田舎はとても暗くって……。

テーブルに座り、祈るように組んだ拳を眉間にコツコツと当てている。「どうしてこんなことになってしまったんだろう。なあ、どうして……」その疑問に答える者はいなかった。声は虚しく宙に消…

町中の大通りで、自らの主張を訴える男がいた。 その思想に共鳴する人々が多くなっていく様子を見て、満足そうにする男。 演説を聞いていたご近所さんがやってきて、男に一言。 する…

雨上がりのとある日、残る水溜りを避けては坂を上っていく。 季節に線を引けるならば、それは果たしてどこになるのだろう？ 落とす視線や、見上げた先に、そうと知らぬうちに届いていた季節…

2,3分で読める、暇つぶしにちょうどいい文字数となっております。1話ずつ登場人物が変わり様々な人間関係を楽しめる作品です。手軽に読んでくださると嬉しいです。

テニス部で全国級の活躍をしていた翔吾。 だが彼は成績を残しながらも半ば無理やり退部しテニスを辞めた。 そんな翔吾に先輩からメールが来る。 その相手は初恋の相手でずっと好意を抱いて…

とある工房で働く刀鍛冶の少年、鉄平。 彼は、亡くなった先代の跡を継いだが、うまくいかない。覚書通りに刀を打ってもできるのは、なまくらばかりだった。 ある日のこと、相変わらずなまく…