「短編・短編小説 恋愛」を含む小説

　噂がひとり歩きし地上最強女子中学生となってしまった岩熊紅愛は、ごく普通（？）の女子中学生だ。格闘家の両親をもち、長身で金髪といった怖そうな見た目だが。 　そんな、男子が恐れる紅…

　中学生である、水瀬柚は夢の中である女性と出会うそのまま起きてしまう。しかし柚はその女性に恋心を持ってしまう。そしてある夕方、あの場所で……。

高校２年生の女の子、美作（みまさか）は今日も放課後に文芸部の部室へ行く。 そこは美作と１つ上の部長とふたりだけの部で、部長が書いた小説をときどき読むことに美作はささやかな幸せのよ…

大正から昭和初期の東京を舞台に、オペラ『椿姫』の物語と、男性音楽家二人の恋愛を重ね合わせ、洋楽受容の揺籃期を描く。 「国民歌劇」の創生を夢見る音楽評論家伊庭孝は、新人声楽家藤原義…

　無気力に繰り返しの日常を生きる男、八島英輔。 　そんな彼は会社帰りにエミと名乗る少女を拾う。そして始まる共同生活。 　だが彼女の正体を知った時、彼は――。 　そこにあるのは同情…

美月は親友に聞いていた。保健室に黒ずくめの幽霊が出ることを。ある日、遭遇してしまったその幽霊は、人間だった。保健室登校をしているという幽霊、藤代に、保健室の先生は友達になれと言う…

主人公は、好きな人に話しかけられないのをなんとかするため、恋愛相談をすることに……。

「私ね、そろそろ消えるの」──その一言から始まる「彼女」と「僕」の、不思議だけど泣ける、そんなお話。※こちらは"「5分で読書」短編小説コンテスト"への応募作品です。

【「５分で読書」短編小説コンテスト2022落選作品】 演劇部に入った高校一年生の私は、やさしい陽だまりのような「ミチさん」と恋人役を演じることになった。 練習を重ねるたび、次第に…

――うるさい。 付き合っている彼女に好きだと伝えたら、そう言われて電話が切られた。 周りから子どもっぽいと馬鹿にされる僕と、クラスで一番大人でクールな森さん。いつもクラスメ…

【登場人物】 私（シン）…どこにでもいる平凡で普通な社会人。一緒に暮らす彼女（ココロ）のことが大好きで、家ではかなり甘えん坊になる。 彼女（ココロ）…シンと一緒に暮らす。シンのこ…

私の幼馴染み　十年前、そして今 ※フィクションです

人間と動物性の否定とのあいだの基本的関係の最初の証拠、それが私たち。

まだ闇の深い朝。いつものように電車へ乗ると、誰も居ないと思っていたそこには咲乃が座っていた。ラケットカバーのピンク色が懐かしい。 「……なあ。降り零れるって言葉、知ってるか？」…

「自由と不自由が渦巻くこの世界で自由と不自由の境界線に立つ彼、彼女らはいかに今日の不自由を受け入れ、自由を乗り越えられるか。それにこの世界はかかっている。」

なんてかっこいい少…

3500字程度。いつも質問ばかりしている彼女。それに答える私。 そんな二人の短編です。 別れを想起させる描写を含みます。苦手な方はお手数ですがブラウザバックを推奨します。

オレは、既婚の女性を好きになってしまった。 毎日、弁当や飲み物を買う為にスーパーマーケットに行っていた。 そこのレジ担当の25歳の女性に惹かれた。 相手の女性店員はオレのこ…

　いつも氷の無表情、クールな印象の優等生、青葉さん。 　学校でしか接点のなかった彼女の、その意外な一面に偶然、僕は出会う。 　——なにそのすごい服？　っていうか、なんでそんなボロ…

Twitterで公開しました140文字小説（140字小説）をまとめ、更にそれを超短編として加筆したSSS置き場です。 全30作品収録予定 ジャンルは恋愛系多め