主人公の女子高生と部長の男子。二人だけの静謐な時間がとてもきれいで、読んでいるこちら側にもじわりと伝わるものがあります。二人の関係は、多分、ちょっとでも本音(恋愛感情)が漏れ出たら均衡がたちまち崩れてしまうような気がしました。大人なっていろいろ鈍感になった私だと「さっさと好きって言っちゃえよ」となってしまう(笑)。静かに幕を引くこのラストは、みずみずしい十代だからこそ輝くのかもしれません。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(189文字)
きれいな詩を読んだような気持ちになりました。心臓が「くん。」となります。
読ませて頂きました。何かこう、抗えない壁にぶつかってしまった時のような喪失感がありましたね。発言はネガティブになってしまいましたが面白かった事は間違いないです、素敵な物語をありがとうございました(´∀`*)