「早」を含む小説

長濱国、長柄足軽隊の若き隊長三人組……冷静で素早い出石凌介、剛腕怪力の真咲影芳、明るく前向きな諫早新九郎は、ある日上官の備中守から廃寺（はいじ）となった六桐寺（りくとうじ）の探索…

ある夏の夜、漫画家・やよいの部屋には、やよいの他にアシスタントの楓、編集者の矢田が集まっていた。 締め切りの過ぎた原稿がほとんど出来ていないのだ。 三人は、どうにか描き上げようと…

『刻つ風とかける雪柳　早花咲月の刻』の最終話「クレープ祭り」後の小噺です。

家を追い出され冒険者になって早2年。 見た目がトラブルの原因になり安定したパーティが組めない日々に心挫けず、いつかはのんびりと暮らす事を目標にロティ・キャンベルは毎日を生きる。 …

勇者たる人王が、魔王を討ち果たして早数百年。人々は魔に恐れる事も忘れて、平穏な日々を怠惰に過ごしていた。 魔を残さず光で照らしても、その足元には必ず影がある。 そんな事も忘れて。…

（※目標達成しましたので完結しました。現在のエッセイはコチラhttps://kakuyomu.jp/works/16816700428881364371） 　自分もやってみたい…

結婚して早５年。愛の言葉ひとつ囁いた事のない神様が、妻に「愛してる」と伝えたい話。 ※少し暴力描写があります。セルフレイティングの設定基準がR15(by公式)なので、付けてはいま…

本作は、『偶然助けた女の子が俺が激推ししている大人気バーチャル配信者だった』のサブヒロインである『神楽芽衣』『鳥沢萌』『栗坂真美』の三人がもし主人公と付き合ったら、というIFのお…

『刻つ風とかける雪柳　早花咲月の刻』の第１話「家」以前の小噺です。

　天井からヒモが垂れている。頭の上に真っすぐ降りてくる。 　それを掴んだ。体の重さは感じない。どんどん登っていく。 　急に体が重くなった。 　振り向くと自分が眠りに落ちる瞬間が見…

早夜子は現実主義者だ。 なぜなら、早夜子自身が何ひとつ不思議な経験などしたことがないから。 だが、ある満月の夜。 早夜子は不思議な体験をした…

姉ちゃんの飼い猫・早峰くん。彼は猫だと言うのに姉ちゃんの言う事がわかる、人間みたいな猫だ。姉ちゃんの恋人みたいな猫の早峰くんはなんでそんな名前なのかと言うと——。

☆あらすじと人物紹介 ★あらすじ～ 　聖イント教会は孤児を暗殺者(アサシン)に育て、世界の調和を目指す秘密結社。その暗殺者の一人であるグランはミルン国への潜入を命じられる。…

中高一貫校私立風駆学園を舞台にした学園もの　少し未来のお話　舞台は日本　二転三転する議論をお楽しみあれ！ 主役たち：由利　神無（ゆり　かんな）→高二の秀才で議論好きな文系 黒田　…

当たり前のようにロボットの補助が入るようになってから早百年。 当たり前になってしまったが故に、人々はより先鋭化させ、変態的にしようともくろむ。 今回の『猫の手ＭａｒｋⅡ』もそ…

自称進学校に入って早々落ちこぼれた少年、山木田　夜早（やまきだ　よばや)は仕立て屋の店主、右京寺　波留（うきょうじ　はる）と出会い、自らの道を選ぶ。

　藤堂高虎。 　戦国乱世において主君を変えること七度。その変わり身の早さから高虎を快く思わない者達から“風見鶏”と揶揄されていた。 　節操のない変節を繰り返していると思われがちだ…

　四宮舞は私立有栖川高校に通う1年生。だが、彼女は少し変わっている。そんな彼女の周りに集まるのも、変わり者の少女達。 何気ない日常を過ごす。それが当たり前だった。 　だが彼女、…

高校二年の春、親の転勤で一人きりになった翔太のお世話に幼馴染の瀬奈がやってきて早4か月。翔太は日ごろのお礼とこれからも一緒にいたいと愛の告白をしようと夏まつりに誘ったのだが……