「ミステリー(かも)」を含む小説

引きこもりの天才的研究者・御堂修司。犯罪心理学の教授でありながら、一切の対面接触を拒み、自室に籠もって研究を続ける彼の元には、警視庁からの依頼が絶えない。人工知能を駆使した解析と…

フリーライターの桐島里奈は、正月明けの取材で訪れた温泉街で、縁起物を凶器とする連続殺人事件に遭遇する。門松で串刺しにされた職人を皮切りに、鏡餅で撲殺された和菓子屋店主、おせち料理…

文芸グループ「ハッチポッチ」は、異なるジャンルの書き手が集い、合同で推理小説を書き上げる企画に挑む。リーダーの駒形宗次が進行を務める中、ハードSF、ラブコメ、時代小説、官能小説、…

昭和四十四年（1969年）から始まるお話。この年女子大生になった小柄な少女、一色千代子は大学のミステリー研究会というサークルに加入します。そこで大学内で起こった不可思議な事件を解…

深夜のカレー屋で謎解き始めました。 スパイシーなのは料理だけじゃない。24時間営業で客が僕だけなのに、4人のスタッフが働く不思議なカレー屋『スパイス・オラクル』。 心理学を学んだ…

――ようこそ、玉響《たまゆら》天文台へ。 玉響は「一瞬」や「短い時間」を意味する言葉です。 星辰のようにキラキラと光輝く玉響な物語達を観測できる場所、という願いを込めて名付けまし…

蓮は、困っている人を放っておけない普通の女子大学生。 彼氏の浮気を知ったその日、泣き疲れて寝てしまった彼女が目を覚ますと、アパートは火の海だった。 蓮は取り残された子供と祖母を助…

「探偵が終わったら、死んでやる」 「美少女クレーマー探偵と夢殺し完全犯罪論信者」 自分のミステリーをもっともっと人気にさせたい。 ミステリーをもっと有名にさせたい。 その思いか…

冷静で常に敬語で話す妖怪退治専門の女の子、甲斐あまね。同じく妖怪退治専門として働くのは鬼である禅と犬妖怪の紫陽。 彼らは東西南北に分かれた「鬼ノ門組」と言う組織に所属する副長達…

人は生まれるとき、夜空のどこかに輝く「星座の加護」を授かる。しかし現代では、多くの人がその加護の存在を忘れ、星座の記憶を失っている。加護を思い出すことで奇跡を起こせるのに、記憶を…

　目が覚めると、白衣を着ている。見渡せば、総勢12名の患者が鮮やかな点滴を打たれている。 あれ？おかしいな。...そう隣の人が口を開く 「患者の人数は10丁度だったのに。」

北九州市門司港で発生した内部調査員の謎の死。 「関門信用金庫」を舞台に、不正融資、地方自治体の腐敗、大手建設会社の陰謀が絡む巨大な事件が動き出す。 遺族から調査を依頼された探偵…

「眠るのが怖い──それが“流行り病”だなんて、誰が信じるだろうか？」 悪夢が最初に報告されたのは中国だった。原因不明、治療法なし。 「ただの夢でしょ？」 人々はそう笑っていた。…

高校2年生の誠司には、とても清楚で可愛い彼女がいる。だが、付き合って二年も経つのに、なぜかキスひとつできずにいた。 少しでも先に進みたいのに、避けられているような気がすると、誠…

　気づけば俺は何故か森の中で寝そべっていた。 　しかも全裸で。 　困惑の最中、側にいたトンデモ不審人物に白くて柔らかいモノを口に突っ込まれる。 　それは脳が蕩けそうなほどに…

　幽霊列車～前世の旅を始め書いた小説の一話を紹介します。

ある街で探偵業を営む青年 来栖 凛(くるす りん) 彼が目覚めると、見知らぬ牢屋の中に居た。 そんな時に出会った一人の少女「エリシア」と共に謎の施設からの脱出を目指す。

あの日のように、そぼ降る雨に打たれながら僕は思い出す。 あの日。山の上の教会が、大雨で崩れた日。 建国150年目の祝いの年、僕たちの前に現れた「真実」。 そして、その「真実」…

帝はすっかりかぐや姫の虜となり、宮中は混乱と波乱で渦巻いていた。帝のあまりの変わり様に、しびれを切らした皇后の父、左大臣はとんでもない文を寄越す。皇后"桔梗"は、父の命令を回避す…

【あらすじ】 警察庁の宇佐美警部は、神奈川と山梨の県境に位置する人口約100人程度の蛇神村での駐在研修を命じられる。 指導役は勤続30年のベテラン田所巡査長のはずだったが、村にそ…