人外パーティーまんじゅう屋　〜記憶喪失の俺に押し付けられたまんじゅうがモンスターだった上に数が尋常じゃないので食える冒険者を勧誘する〜

　気づけば俺は森の中で寝そべっていた。なぜ森にいるのだろうか？
　困惑で頭がいっぱいだった。そんな時だ。不審人物になんだか白くて柔らかいモノを口に突っ込まれる。

　脳が蕩けそうなほどに美味すぎる——"まんじゅう"だった。

　大量のまんじゅうが食える、とアールと名乗る不審人物が怪しげな契約を持ちかけてくる。

　あまりの怪しすぎる。
　しかも俺自身に記憶が無い。
　記憶喪失である事が分かった。

　不安要素でいっぱいとなり、俺は契約を拒否した。

　その直後の事だ。
　地面に転がってしまった"まんじゅう"が俺たち二人に牙を向いてきて——！？

　これは記憶喪失の俺があまりにも多すぎる"まんじゅう"を食い切る為、人手(胃袋)を勧誘する物語。

【改稿中の非公開エピソードがあります。なろう・ノ…続きを読む