「犯罪 殺人」を含む小説

　高校生に完全犯罪の立案と実行、捜査と解決を行わせる。よってゆとり世代の積極性、自主性の無さを解決する。マーダー・チャレンジ・プログラム、略称MCPは大勢の有権者の手によって採択…

「手を触れずにスプーンを曲げることが出来るなら、人の心臓の血管を捻じ曲げるのは容易だと思わないか？」 2018年某月、新興宗教団体「コスモエナジー救世会」のウェブサイトで予告され…

　京都府警の刑事、神園薫(38)のもとに飛び込んできた連絡。それはかねてより事件に協力してくれていた犯罪学、紫木優が病に倒れたというものだった。 　幸い、彼はただの盲腸で大したこ…

赤沼家の令嬢琴音が、城の如き邸宅のバルコニーの鉄柵に首をくくってから、一年あまりがたった冬のこと。Mの怪人を名乗る人間から謎の殺人予告状が届き、その内容通りに、赤沼家の人々が、一…

「人を殺した時の罪悪感？　罪の意識だあ？　笑えるぜ。そんな言葉はなあぁ、私達の世界には無い。人間、ブッ殺すつーのなら、大した事ねーだろうがよおぉ。買い物行くとか散歩するのと大差ね…

【「ネット小説大賞（第7回、第8回、第9回）」一次選考、「第一回ステキブンゲイ大賞」三次選考通過作品】 　ふと気づいたら、別人になっていた男。魂だけが過去へ跳ばされたらしい。そこ…

超能力があたりまえになった月面都市ディアナ。超能力を使った犯罪を超能力で調査するサイコディティクティブ（超能力探偵）のタクミが、助手の美少年ユーベルと連続殺人事件を解決。 推敲前…

これは異能無し×異能力者のバトルアクション。 主人公ジオは異能無しではあるが、恵まれた身体力を持ち凶悪な殺人鬼として多くの命を奪ってきた。 ジオは牢獄へ収監されては、何度も脱獄…

乳がん術後照射の不自然な治療成績の低下に気付いた放射線科医・荒木は、元スタッフの高杉とともに調査を始める。見えてきた事件像と、そして浮き彫りになるもう一つの明示的な殺人事件…… …

　いろいろ崖っぷちな女刑事。難事件にともに挑むのは奇々怪々な犯罪学者？ 　(多分)日本で一番犯罪学的に正しいミステリー、答えは知の巨人が握っている。怪しげなプロファイリングも超心…

犯罪者は裁かれ罪を償わなくてはならない。 これが現代？日本のルール。 それに則り殺人犯を追い詰めた探偵の目の前で起こった出来事とは――

2018年７月に好評を博したサスペンス朗読劇の、作家本人による小説リメイク。 『あらすじ』 強盗殺人で捕まっていた男が、仮出所中に「 再犯」を犯した。組織犯罪対策課から捜査一課…

　数百年前、魔王から人類を救った魔法は、人々の生活に不可欠の存在となったが、同時に魔法を使った犯罪が多発するようになる。 　大国『リアスサン』でも魔法犯罪は、凶悪化の一途を辿って…

「人の説く神が裁きを下さぬのなら、人の説く法が捌きを下さぬのなら、我等が神に代わり、正義に代わり、罰を下すのだ」 ───悪に堕ち、悪を討つ、ただそれだけを繰り返すこと数十年。顔を…

男嫌いで未だに処女の渚沙。いくつかの苦い恋を経験し終に運命の人に出会うが、彼は手に届かない要人だった。渚沙は密かに彼の右腕となり、不特定多数の殺人犯を一掃すべくパソコンに向かう。…

著者より） フジファブリックの名曲「若者のすべて」を聴きながら、そんな「すべて」がはじめから失われていた「若者」の物語を、実話に着想を得ながら書きました。せつなさと苦みのある青春…

家族を惨殺された過去を持つエミールは、その影響から犯罪者に私刑を加える警官になった。 親の顔を知らず、信仰する神を持たない事件屋のローランは、金を目的にはるばる迷宮都市まで足を運…

私立探偵の車六啓は、同じく助手の和戸尊と共に、奇妙な宗教団体『ラッシュ』の本部へと赴いていた。 超常能力を持つという教祖キサラギは、彼等を不敵に迎える。 そして実際に、空中で目…

「桐の花（北原白秋）」による小栗虫太郎風推理小説ごっこと、『黒死館殺人事件』著者の序のパスティーシュです。

「まぁ、そうだな。強いて言えば――犯罪者、かな」 　気弱な怪力男・ティムは、ひょんな事から、殺人教唆の罪で服役中の美女・ラヴィニアと知り合う。 　ティムの怪力と強靭な肉体…