二作目が面白そうだったので、一作目と銘打たれているこちらを先に通読。
多作かつ完成度の高い作品を書かれている作者さんです。
エンタメ色の強い作風で、どの作品にもミステリーの要素がしっかり入っていながら、幻想的な雰囲気が通底している。言うならばおもしろさ全部のせ!みたいな。
こういう要素が重ね合わされた小説って、商業でも意外とないので、ファンになったら読みやめられなくなるんでしょうね。
個人的に、この作者さんが書かれる人智を越えた美青年×美少女の組みあわせが好きなので、オシリスの活躍(?)を堪能しました。