「悪い」を含む小説

私は幼少の頃からドッキリが好きだった。 青羽ライト執筆企画_7月度作品（テーマ：「ホラー×人怖」）

デスゲーム好きの魔王が出現して起こった『デスゲーム・スタンピード』により、人類は散り散りになり、隠れひそむようになってしまった。 見つかった者は例外なく魔王主催デスゲームに参加さ…

安いよ安いよ、”女の叫び”だよ。 そこのあんちゃん、最近夜の寝付きが悪いなんてことはないかい。 あぁしは”叫び売り”だよ。 このシーデーを聞けば、あんたたちまちに寝ちまうよ。 え…

転校してきた時からずっと、さくらはわたしの中にいる。

シンは極度の人嫌いだった。見た目の良さが災いし、却って人付き合いが悪いと悪評の立つタイプだ。生まれながらの債務に翻弄されながらも唯一無二の資質を見出されたシンは、怪しげな資産家の…

障子を開けるとそこは、日本間になっていた。およそ四帖はあろうその部屋に灯（あかり）はついていない。ただ、気分が悪くなるくらいの暗闇が広がっているだけだった。 「室内の空気がめちゃ…

3話で終わるのですぐ読めます

怪人にされた女子高生・青木は、悪党になった。 姿を隠して登校すると、クラスメイトの赤城が喧嘩していた。 「前提として怪人が悪いのは決まってる」赤城は言っていた。 そんな赤城に興味…

主人公の成良は、クラスメイトかつ不良少女である奈名に好意を伝えた。だが、ほとんどの人と距離を置いてある奈名は当然のことで成良を振った。それでも諦めが悪い成良は幼馴染の京陽と一緒に…

どう、とらえればいいのか。これを書いたわたしでさえ、わかるようで、わからない。

美貌の霊能者・南ましろに宿敵到来！　嘘にペテンに東西南北、ひとクセ強めな男女4人が抉りあう、ギュッと読みミステリー全4章。《完結》

■連載版も公開中です！！ ↓↓↓ https://kakuyomu.jp/works/16816452218255310888 「仕事が遅いだけなのに残業代で稼ごうとするな！…

ぼくの父親は黒い羽根が生えている烏天狗だ。 ぼくの父親は寂しがりやでとっても優しくてとっても美人な可愛い人？妖怪？神様？だ。 大きな山とその周辺がぼくの父親の縄張りで神様として…

さっちゃんは魔法を使う女子、マホジョだ。シンデレラに登場する魔法使いに憧れるさっちゃんだが、マホジョとしては未熟で、滑舌が悪く、魔法の呪文がまともに唱えられない。 　しかし、シン…

　もとは、とある「癒し系ヒロインが登場する物語」のコンテスト用に書いた中編ファンタジー（一応…）です。 　題名は「エル・ベスティド・ド・ダマ・イ・エル・モスケテ」と読みます（ス…

主な登場人物　和記弥一郎　百海和尚　小僧の一念　黒岩　役人 　 　本当の黒幕は誰だったのか、悪い奴ほどよく眠るという。　　　　　　 　　　　　　　

――つまらない人間の歩む人生なんて多分、今読んでいる小説の一文よりも価値のないものだと思う。 四角箱安希（しかくばこ　あき）は生粋の箱入り娘だった。親に縛れて、敷かれたレールを…

　砂漠の国の小さなオアシスには、白くて綺麗な神殿があります。物心ついた時からそこの神殿にずっと閉じ込められたままの聖女様は、外の世界を見てみたくってたまりませんでした。 　どう…