「ミステリー」を含む小説

マンション七階のベランダから、真下にあった車へ激突して転落死したはずの『俺』。だがふと目を覚ませば、何者かに殺された令嬢『セレスティーヌ・オラール』の葬式だった――そんで『俺』は…

「ユースティア・シルヴァリオ嬢。君の犯した罪を、今こそ暴いてみせよう！」 　公爵という位を持ちながら、とある事情で質素な暮らしを強いられているシルヴァリオ家。その一人娘であるユ…

R.B.ブッコローは”時間に関わる不思議な能力“を手にしてしまうのだが、本人（本鳥）は全く気づいていない。そんな時、取材先で事件に巻き込まれ、その不思議な能力に気づいた一人の女性…

バラバラ殺人。 しがない男、浮向京介は山奥の秘境にある旅館の一室に突如現れる遺体を発見する。 犯人候補は、宿に泊まる伝説の殺し屋か、はたまた伝説の人斬り河童か？ 誰が犯人か、何故…

ある日、交通事故で記憶喪失となったコウ。 事故から目覚めると、目のクマが濃いオカッパ頭の脳研究者 シュウ博士に、一度深く眠ってしまうとそのまま眠り続ける奇病「眠り病」を治す特殊…

とある豪邸のポストに１枚のチラシが入っていた。 それは奇妙な旅行店からのツアー広告であった。 その広告を手にした豪邸の主である蔵持は興味本位でツアーに参加することにした。 …

現世、天界、魔界――三世界の間に存在する空間、煉獄。神仙妖魔が闊歩する煉獄にて、日夜問題解決のため奔走する組織があった。

刑事らしからぬ言動が目立つ・荒木大輔。そんな彼に振り回される有能な後輩・一宮清。 現場でさえも暴言を飛ばす荒木だが、その鋭い眼差しで事件を解決していくのであった。

争いという概念が無かったこの世界にある日〝銃〟が降ってきた。 その銃の雨は人々に戦争をもたらし、平和な世界を地獄へと変貌させていた。 何故銃が降ってきたのか？何故主人公の街…

ケーブルTV勤務の鍋島は同僚の今西と流星群を映像準備のため深夜に夜空を撮影していたら一本の電話が。 一か月ほど前に死んだはずの男の死体が海で見つかった。 警察の捜査が始まるが上司…

ある一人の女性は立ち向かえると思っていた。 暴けると信じていた・・・ 国家をも裏で操る秘密結社の陰謀に挑む勇気ある挑戦者達の命を懸けた戦いのほんの一部の話でしかない・・・ 組織に…

久しぶりに実家に帰省した。 祖父の様子がおかしいと、父から連絡があったからだ。 ほとんどの時間を自室に篭りっきりになり、家族との会話もほとんどなくなってしまったという。 その…

本作は、ミステリーの練習で書かれることがある「犯人当て(Who Done It?)」のつもりで書かれたものです。書いているうちに百合要素を入れたくなってやや長く(2万字程度)なり…

短編集です。 不定期更新。

私はホラーは普通に好きなのですが、物語としては今まで一度も書いたことが無かったので思い付きのままに書いてみました。 仕事中にパッと思い浮かんで、書き殴ったものです。

　訳ありの少女・横川レイが夜の繁華街で出会ったのは、最近引っ越してきたばかりのクラスメイト・大御名累だった。「君が心配だ」と告げる累に、レイは反感を募らせる。 　累を避けながら学…

小野寺は高校教師という仕事に不安を抱いていた。 そのときに、担任しているクラスの生徒が自殺を試みる。 生徒の名は「村雨繁」 彼と同じ中学校出身の桂恵にカウンセラーの清水と共に話を…

【KAC2023参加作品】 お題「いいわけ」 拙作「アキバの探偵事務所には閑古鳥が鳴く」のサイドストーリーになります。 【あらすじ】 アキバの外れ、雑居ビルの2階にとある探偵事…

　自分に合った仕事を求めてパン屋で働くことになった「俺」だが、面倒なことに巻き込まれてしまう。