「真っ白」を含む小説

1万字弱、全6話のお話です。 紹介文がプロローグ☆ ＊＊＊ 　宇宙は広い。とてつもなく広い。 　そんな広い宇宙だけれどうっかり宇宙船と宇宙船がぶつかってしまうこともある。 …

喧嘩に明け暮れる日常を脱却するため、高校進学を機に古川町へと引っ越してきた霞河来人は、山の中のバルコニーにてある少女と出会う。彼女の名前は紅野梓。病的なまでに真っ白な肌と髪の毛、…

気が付くと佐藤は真っ白な空間にいた。 そこに現れた？ 謎の声、奴が言うには佐藤は既に死んでるらしい。 どうにかして生き返れないか、そう問う佐藤にその声は告げる。 「試練をクリ…

ある日、高校生の蒼井悠は真っ白な八角形の部屋で目を覚ました。 そこに居たのはずっと好きだった幼馴染の結城美那だった。 二人の他には、親友で恋のライバルの神崎柊真、姉御肌で美那の友…

　俺は渋谷のスクランブル交差点の真ん中に突如現れた「どこまでもドア」を見つけた。興味本位で開けてみて、入ってみる。この大きなスクランブル交差点の真ん中で謎のドアに入っても、周囲に…

遥か遠くの未来、地球に再び氷期が訪れていた。雪と氷に塗れ、生き残った人類や他の生物は集落を作り、その中で暮らし始める。魔法使いは彼らを守るため、集落周辺に魔法で過ごしやすいように…

真っ白な世界で、恋をした。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ F.Chopin 24の前奏曲 第15番『雨だれ』 この夜の彼の作品は、マヨルカ島のヴ…

日常が流れ続けるゲレンデで、一人の少女と青年が出会った。それだけの物語。

　探偵業を営む桐谷　秋人は、新興宗教にどっぷりとハマったご婦人から娘の捜索依頼を受ける。 　捜索を進めるにあたり秋人はある神社へ訪れるが、そこで不可思議な現象に遭遇した後、異界に…

　史上最強の男の影をずっと追い続ける、色黒元気少女カキと、生命力すら感じ取れない白い肌を持つ、カキの相方のシア。 　この、二人の少女が織りなす、短いお話。 　カキが主人公と呼ぶ人…

真っ白な部屋で目覚めたレイチェルは、自身の記憶がポッカリと抜け落ちていることに気づく。生活に必要な知識、言語、思考はあるのに、眠りにつく直前までの自分に関する記憶がどこにもなかっ…

※第1回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト応募用書下ろし作品です。ほとんど台詞の構成になっております。 　募集テーマは「あなたの心を離さない〝ちょっとエッチで猫獣人な〟あの…

アラサー派遣仕事の主人公は夢を見ていた。 明晰夢の蒸し暑い真っ白な空間でひとり夏の思い出を振り返る。 やがて違う夢に代わり自室に移動する。 変な夢から目覚めると昼頃だった。 ア…

良く言って長閑､悪く言って何もない｡ そんな小さな田舎で､真っ白な自称付喪神の君と真っ黒な普通の僕は出逢った｡ 同い年みたいな言動で何処か抜けている君との､きっと終わることが無…

狂にアルバイトが入り急いでいた時はトラックにひかれてしまったそんな今日は今までの酷い自分の人生を思いかいし終わると突然何者かの声をききその瞬間空から強い光が差し込んだそれから目を…

修学旅行の帰りのバス主人公君が瞬きした瞬間！そこは真っ白な世界だった！ ラノベやゲーム、漫画やアニメが大好きな主人公君は理解する…そう…これは異世界転生もしくは異世界転移だと！ …

雪が降った日の朝 大切な人と真っ白な道を歩く、ただそれだけの話

そこは真っ白な世界。何もない世界にポツンと存在する自我。けれど“それ”も真っ白で“それ”は自分を求めて走り出す。

わたしはラナ、１０才。水の魔力を持っているんだ。 だから、髪と目の色が、青色なんだよ。 シュシュ王国にあるココ村に住んでいるんだ。 わたしのおばあちゃん――クレハおばあちゃん…

ガタンッ、 女の子「お兄ちゃん？？」 「こっちだよ？ 体調はどう？」 真っ白な干されたシーツは風に揺れて。 屋上のコンクリートは暑さを蓄えていた。 室外機の…