デスゲームものの御多分にもれず、とっても素敵な絶望感を提供してくれる短編(?)物語です。
まず、あらすじに幼馴染と姉のような先輩とヤリチンが並んでいる時点で、心穏やかではいられませんよね。
そして、不穏な予想を裏切らず、短い文字数の中で容赦なく過酷な展開にさらされるキャラクターたち。あー、こりゃひどいわ。ほんとひどいわー。ハァハァがハアァ⁉ になりましたわー。酷すぎますわー。
個人的にもっとも絶望したのは、あとがきですね。生殺しとはこのことを言うのですよ。許せません、デスゲームもですけど、人の心を弄んだ作者さまは、いざなみんにも劣らぬ鬼畜野郎様ですわー(一応、誉め言葉のつもり)
いったいいつから……この物語が一万字以上も続くと、錯覚していた?
……ハイクオリティの絶望をあなたに。