「日常謎」を含む小説

推理小説です。「日常の謎」というジャンルを手がけてみましたが、やはりまだまだ未熟です　 内容は東雲高校に通う主人公「六月一日亨（さいぐさとおる）」その親友鉄将吾（くろがねしょう…

「じゃあもう問題解決じゃん。あいつが犯人です、で終了」 夏休み前のある放課後、採点中の期末テストの答案が盗まれた。 ”悩み相談解決安心係”、通称・ソーアンに生徒会から持ち込…

「君が次のソーアンになるんだよ」 とある高校に代々伝わる伝統役職。悩み相談解決安心係。 略して、ソーアン。 入学したばかりの高校で、「私」は奇妙な事件に遭遇する。漠然とその…

誰にでも、捨て去りたい過去はある。 『諜報員明智湖太郎』本編から遡ること約3年。 諜報員の卵、明智湖太郎は無番地一期生の同期たちと訓練施設にて、日々一人前のスパイになるべく、鍛…

高校に入学した一刀真之介はボードゲーム部に見学に行く。ゲームを楽しんだ真之介だったが、その帰り道でカバンに見覚えのないチラシが入っていたことに気付く――。不可能状況でどうやってチ…

一泊二日の名古屋旅行に向かう車中に、存在するはずのないきなこもちが出現した。東京では買うことのできない銘菓の出現が、楽しい旅行に波乱を起こす！ 日常の謎ミステリ。

自分の描く絵の事で悩んでいた主人公は、友人に誘われて地方のとある「塔」にて開催されている「文芸フリマ」を見に行く。 そこで見つけた奇妙な絵本。手に取って眺めていると、不思議な出来…

大正七年。 先の欧州大戦で巨万の富を得た、とある男爵家。 《戦争成金》と悪しざまに呼ばれ、疎まれるその家には、一人のご令嬢があそばしました。 わたくしのお仕えするそのおひい…

リビングから娘の菜々子が泣く声がした。 菜々子の頬には、猫の引っかき傷がついていた。 なんと、あの由緒正しき雑種猫・ポン太が、『私』の娘に手をあげるとは。 私はポン太との面会を拒…

大崎結人は平凡な大学生。将来の夢が、絵本作家ということ以外は。 周りが就職活動を口にし始めた時期、結人は夢を諦めるため、生まれ育った横浜元町で、ある店を探していた。 「ウォルラス…

ついにかばんたちと合流したアライさんとフェネックさん。巨大セルリアンとの対決を控えた夕暮れの中、アライさんはかばんにある事件の謎解きを依頼する。それは、かばんたちを追って訪れた『…

　夏休み最後の日に教室の窓ガラスが割れているのが発見され、１年Ａ組は大混乱。 　いつ窓ガラスは割れたのか？　誰が一体割ったのか？ 　久葉中シリーズ第４弾。 　作中で出てくる窓…

高校一年生の和樹は、できたばかり彼女・弥生からチョコレートをもらえることを期待してバレンタインデーの学校に向かうが、そこで自分の机が荒らされているのを目撃してしまう。気味悪く思い…

放課後の夕方。 校庭で響く運動部の掛け声がかすかに聞こえる、旧校舎の一室。 もとは教室で、いまはミス研の部室として使われているこの場所で、私、坂本真珠（さかもと　まり）と友人にし…

「また、退屈になりそうだ」 　代わり映えのしない日常に飽き飽きしてはいるものの、自分から刺激的な事件を探しに行くほど積極的でもない高校二年生・木則荘士郎（このりそうしろう）。そん…

　学校の《図書室館》に住まう本の精霊――ヨミ。 　若槻佐太郎は、そんな少女と関わる中で日常の中の些細な謎と触れたり触れなかったりする。 　※以前、別の投稿サイトで公開していたも…

【注意】本作は『ジャンピング・ジャック・ガール』の続編です。真相についての言及はしませんが、前作から読むことをお勧めします。 　高校二年の秋、とある事件をきっかけに生徒会執行部…

とある夏の日。 名前の通り夏が苦手な雪子は、幼馴染の秋人にアイスと引き換えに彼の日記に書かれた暗号文の読解を頼まれるのであった。 その日記の内容とは――？

ある日、神代雷の所属する〈ミステリー研究会〉に依頼が持ち込まれた。それは忽然と消えた自転車を探してほしいというものだった。

「――篠原悠人くん、キミのことが大嫌いなんだ」 　クラス一の美少女・永峰瑞希の告白は、篠原悠人にとっては理不尽で、身に覚えのない謎だらけのものであった。しかも、嫌いになった理由を…