概要
青春の次に来るのは青春だ
誰にでも、捨て去りたい過去はある。
『諜報員明智湖太郎』本編から遡ること約3年。
諜報員の卵、明智湖太郎は無番地一期生の同期たちと訓練施設にて、日々一人前のスパイになるべく、鍛錬に励んでいた。
そんなある日、一人の同期生が暇潰しに読んでいた同人誌を発端に、明智は絶体絶命の窮地に追い込まれる。
9人目の一期生、満を辞して登場!
『諜報員明智湖太郎』本編から遡ること約3年。
諜報員の卵、明智湖太郎は無番地一期生の同期たちと訓練施設にて、日々一人前のスパイになるべく、鍛錬に励んでいた。
そんなある日、一人の同期生が暇潰しに読んでいた同人誌を発端に、明智は絶体絶命の窮地に追い込まれる。
9人目の一期生、満を辞して登場!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!帝国諜報員たちの日常をコミカルに描いた一編
同じ作者さんの「諜報員明智湖太郎」の番外編のような位置づけの作品です。
戦時中の旧大日本帝国の諜報機関に所属する青年たちの活躍を描いた本編が別にあるので、そちらを先に読んだ方がより楽しむことができます。
国益を守るために選び抜かれた主人公明智と、その同期の若き精鋭たち。
そんな彼らも訓練生として過ごしていた日々があったのですが、ある日、スパイとしての訓練を兼ねて、たまたま見つけた同人誌に書かれていた「駄作」と評されるほどの稚拙な展開の小説の作者を探しだすことになって……。
主人公の周りにいる癖のある同期生たちとのやり取りが面白く、苦境に立たされる明智にハラハラしながらもテンポのいい展開…続きを読む - ★★★ Excellent!!!明智湖太郎に若き青春を
諜報員明智湖太郎が諜報員となる前、「綾小路冬彦」と言う名で、若さの勢いで書いたたったひとつの同人小説が、なんと、あろう事か湖太郎の属する諜報員メンバーの手に!
消し去りたい過去の出来事、恥ずかしくてとても見せられない駄作(と本人は思っている)
この小説を書いた作者は誰なのか?
メンバーは諜報活動の練習になるからと、限られた情報から作者を特定するという遊びを始めた。
こうして犯人捜しならぬ作家捜しは始まり、どんどんと追い込まれていく湖太郎だった。
明智湖太郎はみんなの前で恥をかくことになってしまうのか……!?
諜報員明智湖太郎シリーズのサブストーリー。
おちゃめな湖太郎の姿を見ることが…続きを読む