「不運」を含む小説

ぼくたちは偶然が重ならなければ、手に入らない幸運を集めていた。指先に止まったてんとう虫、七つ葉のクローバー、七の目のサイコロ、当たりばかりの自販機、大吉のおみくじ。

俺の親友、ナナオはラッキー７の男だ。 ナナオが幸運に見舞われる様を俺は見てきた。 そんな時、俺は不運だった。 だから俺はアンラッキー７の男だった。

不幸買取店。ここは7個の不幸な出来事を揃えると、それを買い取ってくれるらしい。 7個の不幸や不運の程度はどれくらいでも良いらしく、自分のアンラッキーな出来事を買い取ってもらえ、忘…

世の中には運が良い、運が悪いってある。自分はそれほど運の悪い男だとは思っていなかった。 なのに、ラッキーガールを見ていると、自分がとんでもなく不運じゃないかという気がしてきた。

思えば俺の猫生は不運の連続だった。 KAC2023　第6回お題「アンラッキー７」

“三年最後の席替えで、七組七番の席に座ると不運に見舞われる” やはりと言うべきか。不運気味な自覚のある俺は、最後の席替えで七番のくじを引き当ててしまった。

　いつもながらの陳腐（ちんぷ）な日常。今日も私は、不運を送り届ける。 　小説家になろう、アルファポリスにも投稿しました。 　小説家になろう→https://ncode.syose…

ある日のジョンの７つの不運な出来事とは……。

777字ぴったりです。

パチスロが趣味の友人とパチ屋に行った。 俺は大勝ちしたものの、友人はボロ負けに。777がそろったのに、俺はアンラッキーだ。

七つの不運……でも、その男は凹まない。

　俺は今まで何をしてもついていなかった。住処を失い橋の下で腐っていると、そこに黒バニーの女がやってくる。そいつは俺に魔法のアイテムをくれた。何でも幸運になれるものらしい。それはか…

　彼女は予測される不運が必ず起きる絶対的な不運の持ち主であった。 　道を歩けば鳥のフンを浴び、犬猫の尾を踏んで追いかけられる……果ては空から重量物が降ってくることも。 　常に…

その名が『英雄』という称号とともに大陸全土に知れ渡った転生者、元JKの上城ユカ。彼女が目指す先は神と幸運に見放された、魔物が住み着く旧神殿。 すべてが不吉の数字に操られている摩訶…

KAC2023　第六回目お題　【アンラッキー7】 俺は探偵事務所を営む所長だ。 凄腕の探偵と自負している。 それなのに、何故か「不運探偵」というあだ名をつけられている。 理由は…

幸運と不運が同時におとずれる、七瀬七海。ある日、悪友の統真のせいで、ヤのつくお兄さんに脅されるはめになり――。

僕は不運というか、不幸体質で、その不幸にはいつも「7」が関わっている。 僕にとって「7」は不幸の象徴だった。 けど、僕は「七ちゃん」に恋をしてしまったのだ。

　小泉杏奈（こいずみあんな）は私立に通う高校生。 　幼馴染の大泉涼介（おおいずみりょうすけ）は彼女の事をよく知っているのだが、彼女はとにかく運がない。 　だがそんな彼女には困難を…

異世界転生にまつわる七つの不運の話。