「なりたい ショートショート」を含む小説

マネージャーである野中は、担当アイドルのMEMUに怒鳴った。芸能プロダクションの会議室。SNSサービス・ツイッピピーでの不用意な発言により、MEMUはプチ炎上アイドルとしてネット…

一人に一台、個人用端末が普及しつつある世界。 もう、一家に一台と言われたあの"夢見る箱"は全く需要がなくなっていた。 そんな世界で、その箱を人知れず販売をし続ける、販売員の女性。…

境遇の似ている大学生の俺と彼女。俺たちは自然と付き合い始めるが、同棲をきっかけに別れてしまう。再び再会したのは、就職して２年が過ぎた後に来た彼女の結婚式の招待状だった。俺と彼女は…

営業先で赴いた辺鄙な駅で電車を待っていると、少年が一人でサッカーボールで遊んでいるのが見えた。 離婚したとは言え、同じ年頃の子を持つ私は少年が気になり、声を掛けてみることにした。

マリコは、鏡の前で、いつも問う。 過去の事件の事を。 マリコは、２５年前に、夫であったタクミを殺していたのだ。 ただ、その記憶と罪悪感は、年月が経つにしたがって希薄になっていく。…

そう思っていなくても、そう言わなくちゃいけない時代。そうでしょ、香住。私、あなたへのこの想い、もう我慢するのはやめたの。あなたの長い髪、綺麗なネイル、細い腰つき。それを目にする度…

思いついたものを、もったいない精神で貼っていきます （訳：思いつかなかったり、形にできなかった場合は貼りませんので、超☆不定期更新になります） 傾向など、小説の情報は、作品が増…

おさななじみの愛ちゃんと、愛ちゃんのことが大好きな京助（きょうすけ）のラブコメ。 当面は、キスまでの予定です。 愛ちゃんは、基本塩対応です。京助も、ちょっと変わってる。 わたしな…

相川修平、四月一日生まれのおひつじ座。 つまりエイプリルフール生まれである。 これといって特技のない相川は、何かでいちばんになりたいと、友人に相談するが……。 からかわれるため…

「水平線の先に何があるのか」と小さい頃に思ったことはありませんか？ 水平線の先が外国だと思っていたのではないでしょうか。 大きくなり海岸から見える水平線の距離がとても近いと知った…

システム開発部の田之上は、声高々に主張した。「我が社のSNSサービス・ツイッピピーは、利用者数がすでに4,000万人を超えています。ユーザーそれぞれが好きに発言できますが、その反…

自作品「４００字くらいからのショートショートや掌編や超短編」から童話パロディをまとめ

「私」フィアナに対し、婚約者は婚約を破棄し、妹のイプシーと婚約すると言う。 フィアナは家訓にのっとり、妹に手袋を投げ、ドレスを脱ぎ捨て胴着になり、対決をするのだが…… 婚約破棄…

日本各地で起きた歴史的抗争事件。それはある街で起きた小さな諍いが発端だった。互いを憎む気持ちはやがて憎悪となり、全国へと広がっていった。

会社帰りの男が、家族につらくあたっていた。 いわく「誰のおかげで生きていけると思っているのだ」と。 そのような、威張り散らしている男の会社内での姿はというと……。 現実＝…

数年前から日本の若者の間で流行り始めた奇妙な病「暗視病」。 発症すると急激に視界が暗くなり、やがて真夜中のような暗闇を生きることになる･･･。 治療法が無く、罹患者にできることは…

ショートショートガーデンというサイトに投稿していた、350~450字の作品を再掲・加筆したものになります。どのお話から読んでいただいてもOKです。 急須にジャガイモ。結婚式、卒業…

ゴミ山の手伝いを手伝うことになった猫。 KAC2022用の作品になります

【KAC20228】参加作品 子供向けの絵本をイメージして作ったショートショートです。 1000字ぴったりで仕上げました。 こちらもよろしくお願いします。 【KAC20226…

私は、気がついたら病院にいた。事故で一時的に記憶を失った私の前にいたのは、両親、友達、そして見知らぬ男性だった。毎朝一番にお見舞いに来る彼と喋るうちに、私は彼の記憶を少しづつ、取…