「#夏 #言葉が」を含む小説

読者企画や他サイト用に書いた短編をまとめてみました。 ワンアイディアの即興小説が多めです。「普段だったらこういうの書かないだろうなぁ」という、変な作品倉庫、とも。 独り立ちに至…

ヒロインは全員黒髪ロング!? 始まりは夏が訪れる少し前の梅雨の日だった。 『瓶回しって知ってる？』 誰かが言った聞き馴染みのない一言から全てが始まった。 あの日は送り…

#BLジャンルを作ってほしいです 死者の姿が見え、彼等と言葉を交わす力を持っている台湾大学の院生、陸以洋（ルー・イーヤン）。お世話になっていた台湾随一の霊能の名家「葉家」を出て、…

暑い夏の日に、ほんの少しだけ友達の輪郭を掴む。 そういうお話です。

螻蟻にも塵芥にも満たない命を、言選りによって組み上げる。 感性を止めるな。僕が僕の神であるという責任から逃げるな。 夏の言詞の群れに見る、愛の面影。 たったひとつの言葉を求めて…

放課後、文芸室部室。 青い二人の問答はただ、春を目指す。 春を目指す二人はただ、沼へ落ちる。 きつねのなにか さん主催の自主企画用に書き下ろした短編です↓ （https:/…

　田中リサはいつも夏になると腕に傷ができるが不思議だった。それを気付いた一人のアフロの青年とのやり取りの果てに、事件が起き、突然終わりを告げた。 　アフロの青年とは一体誰なのか？…

夏休みが後一日で始まろうとする日、 僕は好きな人に告白する事を決める。 本当は不安で、もしもの事を考えたら恐くて逃げだしたい。 だけど高校最後の夏を君と一緒に過ごしたいから…

かつて親密な繋がりを持っていた二人の間には、互いに届くことのない認識の差があった——。 夏本番を迎える小暑のとある昼下がり。 駅のホームにて思いもよらない形で出会った一人の女性…

それは幾度目かの2020年の夏の事。 「ひと夏の思い出作りに、山へ行こう」 突拍子も無く言い放たれた姉の言葉に、少女は懐かしい山へと訪れた。 （カクヨム2020夏物語：2020…

いつもの通っている道路で大きな事故が起こる。そこで主人公が目にした驚きの事実。「事故車両に人が乗っていない。」　息子の言葉と2020年の夏が絡みだす悲劇はあくまでも偶然なのかそれ…

とある夏の暑い日、僕はRED　COFFEEが飲めるという喫茶店に入った。そこでは変わったマスターがゲームをしようと持ちかけてきた。そのゲームの内容とは・・・・・・？ このゲームの…

『１０年後、このタイムカプセルを開けよう』 夏休み真っ盛りの中、俺たちはそんな約束をした。 小さな金属製の缶の中に。 俺たちは、思い出を詰め込むはずだった。

スマホも携帯電話も無い。そんな時代。あの頃の約束は、今よりずっと重要だった。 『遅れるから、少し待ってほしい。』そんな簡単な言葉さえ、携帯電話が無ければ伝える事が出来ない。 だか…

届かせたい想いや届かなかった想い。色々人は抱えていますよね。

カクヨム2020夏物語参加作品。 夏目探偵事務所、なんてこのご時世じゃあ閑古鳥。それでも生活には困ってないさ。 ぶっちゃけるとまあ、視えちゃうかんじのおじさんなんだよね。だから…

『未来で待ってる。』 ──そう言ってくれた彼女の言葉に、俺は報いたい。 絶望の未来を覆す。ただそれだけの物語。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ …

夏のとある室内、冷房の効いた１つの薄暗い部屋にあるパソコンの画面が光っていた。その画面をマジマジと見つめる男子高校生の磯浦豊（いそうらゆたか）。 彼は根っからのオタク気質で現実の…

ライバルに勝てず己の進退を考える女性eスポーツプレイヤーが、周りの人々に支えられてひと夏を越える話。 「勝てないのに続ける意味があるの？ 」 ※作中のゲーム、大会は架空のもの…

怪獣VSタイムリープ　 7人の少年少女は、繰り返す時間の中で世界を救うことが出来るのか——　 　正義を愛するだけの平凡な高校生「札森純平」はある月曜日、朝目覚めると不思議な感覚…