「愛し」を含む小説

承認欲求から来る、化粧をしたい気持ちを素直に受け取れない｢私｣が、自分への承認欲求と｢あの人｣に対する承認欲求を、夢見心地下の素直な気持ちで綴った

寄る辺を求めて夜を彷徨う、すべての人々に送ります――。 優は大学生。 自分との未来を考えてくれる恋人がいるのに、彼女の心の空虚はいつまでも埋まらない。 「私は17のあの夏に、す…

男が自室で不貞腐れていると、隣の部屋から壁越しに悩める少年の嘆きが耳に入る。不憫に思った男は少年を救うべく「神さま」を演じることに。壁を挟めば誰だって神さまになれるみたい。

主人公が望みもしないのに、イカれたヒロイン達が勝手に国を統一してしまうイカれたお話。現代日本人だった頃の記憶を持つ若き伯爵、主人公マクシミリアンは、その知識チートを使ってこの中世…

時は平安――左大臣の一の姫・彰子（あきこ）は、父・道長の命令で今上帝の女御となる。顔も知らない夫となった人に焦がれる彰子だが、既に帝には、定子（さだこ）という最愛の中宮がいた。 …

　犬を飼っていると、犬が死んだときのことをいつも心配してしまいます。私だけではないようで、「人間が死ぬよりよほど悲しい」とか「たとえようもない」とか「死んだら剥製にしようか」とか…

あなたを信じ、愛し、捧げ、感謝します。 隣国への貢物として育てられた少女は、幸せになれるのか。 　 神とは何か、幸せとは何か。 何がユートピアで、何がディストピアなのだろう。 　…

　 　私の人生は芸術に囲まれた人生だった。 　 　そして、芸術を愛した人生だった。 　 　物心が付く前から、劇団やオーケストラ、美術展などに芸術好きな両親に連れられ、芸術に囲まれ…

魔法の才能を持たない消極的な少年。 ある日、魔法の国が魔物の襲撃を受ける。と同時に少年は魔物使いの能力に目覚めた。 能力に呼応し現れた魔獣は、少年だけを助けた。滅びた故郷を去り、…

草食信仰森小説賞参加作品です。 テーマは「信仰」 輝く金色の髪、そして空のように青い瞳。それこそが太陽神様に愛された証……汚れた色を持つ者も、神に許しを請えば慈悲深き太陽神様は…

「誓います、私、白銀 雪は桜井一春を一生涯愛すると、誓います」 「これは罰だ！私を裏切った罰だ！、、だからもう二度と離れないで、ずっと、側にいて、、」 「うるさい、黙れ、…

そのヒョウは僕には見えない。 にも関わらず、それは間違いようもなくさみしがり屋のヒョウなのだ。 母親の面影を追って、歪んだ恋愛を繰り返す僕。 次に愛した女もまた、、、。 ヒョウは…

アザミは初めて人を好きになった。だけど告白もせず、時だけが流れた。 片想いでいいなんて、思わない。ただ、勇気がなかったんだ。 最近じゃあ、欲しがり屋で自分のことしか考えてない双…

主人公のことが大好きで大好きで大好きなヒロインズは、独占欲がちょっぴり強め。でも愛しの彼は私を選んでくれない。 　「みんなのことは好きだけど、恋人になるのは、ちょっと……」 　「…

日常生活における「男心」を川柳で表現しました。

浜路るいは航空自衛隊第四航空団飛行群第１１飛行隊、通称ブルーインパルスの整備小隊の整備員。 そんな彼女が色々な意味で少しだけ気になっているのは着隊一年足らずのドルフィンライダー(…

「何故、こうなったのだろうか」 前世の結婚で失敗したサチヨは、転生したこの世界では一人で生きていこうと思っていた。 幸いなことに、異世界転生審査課にて多くを望まなかったサチヨは…

少女の名は、イティラ。ウェアウルフとウェアタイガーのハーフ。 けれどイティラは、混血の影響か、＜鼠色の虎縞の獣人＞という、ウェアウルフでもウェアタイガーでもない、しかも完全な人…

双子の催眠術師アマラとカマラ。 とある理由により妹アマラは姉カマラの殺害を殺し屋ゴートに依頼する…。 催眠術をテーマにした短編小説です。

高校でも才女と謳われる飯川紅葉（いいかわ・くれは）は同級生の真城直矢（ましろ・なおや）に惹かれていた。 今日は、直矢を家に招いた日。あわよくば関係も深めたいと考える紅葉だったが、…